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岡っ引きの新吉(西郷輝彦)が、おりん(水沢アキ)という娘を助ける。実はおりんは、忍者、服部半蔵の孫娘で縁談嫌さに飛び出したのだった。新吉の長屋に転がり込んだおりんは、得意の忍者姿となって、江戸の悪と戦うことになった。原作は石ノ森章太郎の劇画作品だから、ストーリーの面白さはたっぷり。美男の岡っ引きとキラッとお色気の光るくノ一の活躍は世代を超えて楽しめる。新吉の持つ70センチの超ロング十手、やたら元気のいいくノ一など、若さあふれる娯楽時代劇。 当時、西郷輝彦は「どてらい男」で役者として躍進中。初の岡っ引き役に大乗りだった。一方、さわやかな存在感が人気の水沢アキも、初のくノ一役に大暴れ宣言。若いふたりのキャラクターどおり、後味のいい作品に仕上がっている。伴淳三郎と片岡千恵蔵の出演もファンにはうれしい。ちなみに脚本は現在「水戸黄門」など長寿番組を執筆する葉村彰子(数人の脚本家共有のペンネーム)。 ( 2000年06月06日 産経新聞掲載分に加筆 ) |
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