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遠山の金さんと鼠小僧がじつは親友だった!? 放蕩無頼の若者だった金四郎とご政道に楯つく怪盗が “次郎さん” “金さん” と懐かしい再会を果たしたのもつかの間、哀しい対決をする運命に…。“子の刻参上”の予告どおり、怪盗は一世一代の大仕事に挑む。 鼠小僧に若山富三郎、金さんに緒形拳。桜吹雪に、おかめひょっとこの刺青と、ふたりの秘密は?ペリーを含めファンの多い若山富三郎主演の長編時代劇。 本作は、新藤兼人脚本で奇想天外な設定ながら、しみじみ見られるのは、若山富三郎と緒形拳の貫禄があってこそ。ふたりが往時をしのんで座敷遊びで踊る(深川生まれの富三郎は、長唄の杵屋勝東治の息子。粋な仕種は血筋といえる)シーンは心に残る。 また、驚異のウエスタン時代劇「賞金稼ぎ」(75年)などのイメージが強い富三郎だが、実は大盗賊役も多く、81年から単発で続いた「御金蔵破りシリーズ」では、毎回るルパンもビックリの大業を仕掛けたのが印象的。いつか“若山富三郎祭り”を放送する機会があったら是非ご覧いただきたい。 ( 2001年02月27日 産経新聞掲載分に加筆 ) |
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