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7月の特集は「映像で綴る「池波正太郎の世界」第2章」ということで、注目作品が勢ぞろい。中でも「雲霧仁左衛門」は、通の池波ファンの間でも大人気の作品だ。 享保年間。入念な準備と完璧な組織力で、「犯さず、殺さず、貧しき者からは奮わず」人を傷つけることなく大きな盗みをやってのける大盗賊“雲霧仁左衛門”。その探索を司るのは、火付盗賊改方だが、常に雲霧一味に出し抜かれ、煮え湯を飲まされてきた。が、新任の火盗の長官は、「全財産をなげうってでも、雲霧一味を捕縛する」と宣言。今までやる気のない長官にイライラしていた同心、岡っ引きたちを叱咤激励する。 これと目をつけた商家に女賊“七化けのお千代”らを潜入させる雲霧。密偵を使い、雲霧一味の下っぱを追い詰める火盗。凶悪な盗賊一味との対決や、女につけこまれる火盗役人の裏切りもからみつつ、いよいよ押し込みの当日がやってくるが・・・騙し、騙されの緊迫感は、この作品ならでは。 配役は、雲霧一味に山崎努、小頭の木鼠の吉五郎に石橋蓮司、お千代に池上季実子。火盗方は、長官に中村敦夫、与力山田藤兵衛に西田健、同心高瀬に鷲成功、密偵に増田恵子。 とにかく「なんとしてでも!!」とテンションの高い敦夫長官と、沈思黙考型の努雲霧の対決は見物。さらに大きな仕事を決意した雲霧との最終決戦をにおわす最終3話は地上波未放送のお宝編。これは見逃せない! ( 書き下ろし ) |
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