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ペリーのちょんまげ

「怪談シリーズ」名作怪談で残暑お見舞い申し上げます。
(かいだんしりーず)
掲載日2001年08月17日
   毎夜恐怖の45日間と銘打って、お送りしている「日本の怪談」特集。
 今週も豪華ゲストによる、名作が勢ぞろい。18日は、名作中の名作「四谷怪談」を、かつて映画で大評判をとった天知茂の主演でテレビ化。円山理映子の熱演と、ミスター三文役者こと殿山泰司が、人間の醜さ、浅ましさをドロドロと見せる。見どころ満載の一本。
四谷怪談が鶴屋南北の傑作なら、20日は三遊亭円朝の悲しくも怖いお話。「怪談牡丹灯篭」は、若い浪人に恋焦がれて死んだ娘が夜な夜な恋人を尋ねてくる。高田美和の美しい幽霊っぷりに注目したい。翌21日には、田村三兄弟の兄・田村萬広主演で、金に目が眩んで人殺しをした男の破滅を描く「怪談蚊喰鳥」が登場。長門裕之の迫真の演技が怖い。
雨、古い、沼、と怪談の三拍子揃ったのが22日の「怪談雨の古沼」栄達のために妻を売り飛ばした男と、その妻、妻を慕う弟子がからむ因縁話。原作は阿竹黙阿弥。中村扇雀、岡田茉莉子、神田隆ら芸達者の共演作。
 このほか、操を守った娘が殺され、怪猫となってあらわれる「怪談まだら猫」(林与一、武原英子主演)や非業の死をとげた男の怨霊が犯人とそのこどもにまで呪いをかける「怪談累ヶ渕」(三遊亭円朝原作、伊吹吾郎、加賀ちか子主演)など、日本の怪談は女優がみんなきれいで、余計に怖いのが特長。一度見たら忘れられない、一度見たのにまた見たい。不思議な怪談の魅力に浸って下さい。 ( 書き下ろし )

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