時代劇専門チャンネル ロゴ
番組を検索
 
時代劇専門チャンネル オススメ 放送作品一覧 今週をヨム お客様の声 視聴方法 メルマガ・ガイド誌
記事TOPへ戻る
ペリーのちょんまげ

着ながし奉行 曲者俳優大集合。岡本喜八監督の痛快編
(きながしぶぎょう) 出演:仲代達矢 1981
掲載日2001年10月05日
   政治腐敗で町奉行が一年のうちに三回も変わった西尾藩。今も昔も構造改革は大変ということだが、江戸の領主は「こういう時こそ、変わり者リーダーを」と、どこかの国のような発想から、「着ながし奉行」の異名を持つ、望月小平太を町奉行として抜擢する。
が、この新奉行。さすが「裃&袴拒否」の「着ながし奉行」だけあって仕事ぶりも型破り。第一、全然役所に出てこない。どうやら悪の巣窟、通称“壕外”に乗り込んでいるらしい。抜け荷、売春、人殺し、なんでもありの壕外の大掃除はできるのか、その黒幕は誰なのか...。
 ふだん低い声で重厚なイメージの仲代達矢が男気あふれるモテモテ町奉行を熱演。ただカッコいいヒーローの活躍話ではなく、とぼけたユーモアも感じさせる演出、最後の粋などんでん返しには、さすが岡本喜八監督、と拍手を送りたくなるようなテンポのよさ。
 配役も中谷一郎、近藤洋介、神崎愛、岸田森、小沢栄太郎、殿山泰司、草野大悟、天本英世、益岡徹と、曲芸役者大集合という感じ。さらに後に同じ山本周五郎の原作「町奉行日記」を「どら平太」として主演することになる役所広司(若い!)も若侍役でチラッと出演するのもお楽しみだ。
 原作の面白さと演出の巧み、さらにキャストの楽しさが堪能できる。贅沢な長編。 ( 書き下ろし )

※以下のリストから過去の連載記事がご覧いただけます。
50音順リスト [あ行] [か行] [さ行] [た行] [な行] [は行] [ま行] [や行] [ら行] [わ行]
copyrightプライバシーポリシー