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ペリーのちょんまげ

「破れ奉行」隠れファンの多い錦之介の「破れシリーズ」第二弾。江戸の水上警察が悪を斬る!
(やぶれぶぎょう)
掲載日2002年02月01日
   萬屋錦之介のテレビの代表作というと、「子連れ狼」や「破れ傘刀舟・悪人狩り」をあげる人が多いが、実はその「破れシリーズ」第二弾である本作も一種カルト作として人気がある。
 南北町奉行所の管轄外で悪の吹き溜まりと化した深川地域の治安のため、深川奉行を仰せつかった速水右近(錦之介)。大変なお役目の割には、しょっちゅうライバルの奉行(若林豪)と将棋を打ったり、美人女将(大谷直子)の店に入り浸っているのであるが、実は右近には、もうひとつ裏の顔があるのであった。その名も“破れ奉行”。
 まず、そのいでたちがすごい。鎖帷子の頭巾に長い半纏&パンタロン。手には巨大な銛(もり)である。そりゃ、深川といえば水路が入り組み、水に緑がある場所とはいえ、お奉行がMY銛を持ってるなんて・・・と驚いていてはいけない。
「許せん!」と破れ奉行が深夜の出陣をする際には、ギギギギと水門が開いて、巨大高速船“鯨船”が出てくる。その先頭で仁王立ちになっている人こそ、紛れもなく破れ奉行!
 マネのできない装束も巨大な船も、絶対特注品のはず。てことは、奉行所のスタッフはみんな誰が「破れ奉行」かってことにうすうす気がついていたのでは・・・そんな心配をものともせず、見事な立ち回りで悪を成敗する錦之介。やっぱり破れシリーズ面白い。 ( 書き下ろし )

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