下っ引きの若者・佐武(三浦友和)は、元岡っ引きの親分佐平次(伴淳三郎)の娘みどり(名取裕子)に片思い。だが、まだ半人前でとても嫁どころではない。一方、松の市(梅宮辰夫)は、表稼業はあんまだが、実はどこか影のある居合抜きの名人。ふたりが江戸の怪事件に立ち向かう。 原作は石森章太郎の人気劇画。第一話(24日)では変態殺人鬼との死闘、第二話(25日)では、野川由美子のあやしい女っぷりが見物、第三話(26日)は原田大二郎の悪医者に注目(大二郎は善人より悪役の時の方がテンションが高い)、第四話(21,26日)では、ついにみどりと佐武が祝言?長編ならではの二転三転のストーリーから、目が離せない。ペリーとしては、この番組は友和、辰夫の異色コンビという点でも注目したい。正統派二枚目俳優として売出した友和だが、意外に時代劇の主役は少ないのである。最近では話題の大河ドラマ「利家とまつ」に利家の兄役で出ているが、なんとその妻つねも名取裕子。「佐武」から二十年の時を経て、再び裕子夫婦とは。縁というか、呪縛というか。また、辰夫パパも、時代劇出演は多くない。必殺シリーズの「必殺商売人」では髪結いの殺し屋だった。しかし、この松の市といい、必殺といい、いつもヅラなしの自毛出演。ひょっとして、ちょんまげ拒否主義か?結構似合うと思うけど。
( 書き下ろし ) |