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織田裕二といえば、90年代、「東京ラブストーリー」や「踊る大捜査線」など、注目のドラマに次々主演。若い女性を中心に大人気の俳優だが、実は80年代の終わりには時代劇に主演した経験があったのだ。それがこの「風雲!江戸の夜明け」 後に三代将軍となり、「名君」と呼ばれた徳川家光(裕二)だが、若いころにはなかなかの暴れん坊で、お目付役の土井利勝(中山仁)や後の大奥の大物・春日局(久保菜穂子)の目を盗んでは城を脱出。きままな町歩きを楽しんでいた。その家光と出会った芝居小屋の娘・美雪(杉浦幸)とその弟で人気役者の小太郎(片桐光洋)。美雪はすっかり家光に恋してしまうが、実はこの姉弟、お庭番として家光に仕える運命にあるのだった。 世間知らずで騒ぎばかり起こす家光と、健気に彼を助ける美雪。まだ徳川の治世も磐石とはいえず、幕府転覆を狙うやつらも少なくない。フラフラ町を歩いていて大丈夫なのか、家光?と、つい心配になるくらい、裕二も若い。そして、当時「ヤヌスの鏡」でアイドルとなった杉浦幸も、慣れない時代劇で懸命の演技。それを思えば、おなじみチビ玉こと片桐光洋は、この頃からさすがにヅラ慣れしてるのである。ベテラン中山仁や久保菜穂子のコミカルな存在感も見どころ。織田裕二のマゲ姿。まさにお宝時代劇だ。 ( 書き下ろし ) |
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