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ペリーのちょんまげ

「お助け同心が行く!」大柄なのに腰が低い男をやらせたら日本一。小林稔侍がふたつの顔を持つ男に変身!
(おたすけどうしんがゆく!) 出演:小林稔侍/田中健/中村玉緒/相川恵里 ほか 1993年
掲載日2002年09月06日
   尾形左門次(小林稔侍)は、北町奉行所の下級同心。高積見回りという冴えない役目とのっそりしたイメージで、周囲からは軽んじられている。しかし、裏では虐げられた弱い人たちのために、鋭い頭脳と剣の腕で悪と戦う“お助け同心”なのであった!
 小林稔侍といえば、「キャプテンウルトラ」のキケロ星人、ヤクザ映画の下っぱなど、主役になるまで苦労した話は有名だ。そのせいか、「大柄なのに腰が低い」男の役がとってもうまい。日本一かもしれない。こう言われて本人が喜ぶかどうかは微妙だが、この「お助け同心」で、表の顔、すなわち、高積見回りをしていたり、母・八重(中村玉緒)にしつこく縁談を勧められ、「母上、もうその話は結構でございます!」と、内股気味に走って逃げる時などは、得意技の「大柄腰低」が炸裂している。
 だが、一旦、裏の顔、お助け同心になった瞬間から、声は低く、眼光鋭い男に変身。これは誰かを意識してるに違いない、とよく見たら、やっぱり、「高倉健」だった!
 原作は笹沢左保の「お助け同心巡回簿」それにしても、小林稔侍の母が中村玉緒って、いったいいくつ違いの母子なのか?左門次とはいったい何歳なのか?小林稔侍の俳優歴を語る上で、忘れられない一本なのは間違いない。 ( 書き下ろし )

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