|
||
|
「のさばる悪をなんとする 天の裁きは待ってはおれぬ この世の正義もあてにはならぬ闇に裁いて仕置きする 南無阿弥陀仏」 名ナレーター芥川隆行の語りで始まる、新必殺仕置人。ご存じ“必殺シリーズの顔”中村主水(藤田まこと)と、必殺骨はずしの技を持つ念仏の鉄(山崎努)、手製の竹鉄砲で相手を仕留める巳代松(中村嘉葎)、情報屋の正八(火野正平)、スリのおてい(中尾ミエ)。メンバーの顔ぶれの充実度は、必殺シリーズ屈指の高さ。さらに、仕置きの依頼を「寅の会」という闇組織で仕切る設定の緊張感。本作がシリーズ史上最高傑作といわれる理由もよくわかる。 寅の会のボス・虎を演じる藤村富美男が元阪神タイガースの名バッターだったりするのも、特に関西で人気の高い必殺ならではのユニークな人選だったはず。私が特に気になったのが、冷たい無表情が不気味な死神(河原崎健三)。虎の養子である死神には、遥か異国の出身という秘密があったのだ。 いろんな要素がギュッとつまった番組の最終回がいよいよ目の前。佐藤慶、清水鉱治と最強の敵を前に、手を焼かれ絶対絶命の鉄が彼らしいラストを見せる。 どんなに冷たい終わりでも、そこに立ち続ける中村主水。やっぱりこの男が一番すごいんだ・・・。ラストまで目が離せない! ( 書き下ろし ) |
※以下のリストから過去の連載記事がご覧いただけます。
| 50音順リスト | [あ行] [か行] [さ行] [た行] [な行] [は行] [ま行] [や行] [ら行] [わ行] |
