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長屋住まいの桔梗月太郎は、一見、気のいい傘張り浪人。しかし、事件と聞くと、白頭巾の「天空剣士」に大変身。悪と戦う正義の人なのだ。 原作は北園孝吉の「江戸の陰法師」。 浪人が実は正義の味方、というのはよくあるが、特筆すべきは、天空剣士のスタイル。白い袴に銀の陣羽織という衣装だけでも目立つのに、白い頭巾の額には、くっきり「月」のマークがペッタリ。口元も白布で覆われて、かすかに「涼しい瞳」だけがのぞいている。この人はいったい?と思えば、目黒祐樹その人だった! なんと、このスタイルは、目黒祐樹自身のデザイン。撮影現場である京都への新幹線の中でひらめいたという。さすがキラッと光っている。さらに長屋では三枚目、剣士ではバリバリの二枚目、というきっちりした役作りも本人が意識して作っていたとか。主役としての意欲があふれているってことですね。 天空剣士が手をかざせば、ボワーッと月のパワーが光輝く。どんな悪にも屈しない正義の味方は、まさに娯楽時代劇の王道。しかも、どんな難事件も30分で解決してしまう腕のよさ。ちなみに制作コンセプトは「バットマンの時代劇版」。コンセプトもすごいが、スタイルもすごい。ペリーも感動の天空剣士。ぜひ、月曜深夜のお楽しみに! ( 書き下ろし ) |
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