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黒船来航で大騒ぎの江戸末期。開国だ、尊皇攘夷だと幕府をゆさぶる動きが活発化する中、長州藩士・高杉晋作(松平健)は、幕府の軍艦で上海を視察。ヨーロッパ列強に支配され、植民地のようになった状況にショックを受けた高杉は、「国を守らねば」と決意する。しかし肝心の日本国内では、尊皇攘夷を唱える志士たちと新選組が殺しあい、薩摩と長州の関係も悪化。あげく、長州征伐まで実施されてしまう。 踏んだり蹴ったりの中、歯を食いしばって耐えた高杉は、桂小五郎(中村雅俊)、村田蔵六(片岡鶴太郎)、伊藤博文(堤大二郎)、久坂玄瑞(永島敏行)ら、藩内の優秀な人物たちと、日本の近代化に尽力する。そのひとつが、「奇兵隊」だった。士農工商の身分を取っ払った画期的な軍隊は大活躍するものの、高杉は病に倒れる・・・。 グラグラ幕府から、いかに外国に付け入るスキを与えず、維新に至ったか?最近人気の「新選組」とは違う角度で、幕末を見られる。飄々と動乱を生き抜く桂(中村雅俊好演!)らに比べ、病でどんどんやつれていく高杉の悲しさよ。さだまさしの主題歌「冬の蝉」も涙を誘う。ハイライトシーンでは1500万円かけて製作した「蛤御門」を一気に爆破。出家シーンでは剃髪し、病気役のためには大減量した松平健の迫力演技にも注目。 ( 書き下ろし ) |
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