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武蔵がふたりいた!?五味康祐原作、このあまりに大胆な設定にどんどん引き込まれてしまう。しかも、その武蔵が、江守徹と藤岡弘で、全然似てないところもポイント。 作州宮本村浪人・平田武蔵(江守)と、播州宮本村浪人・岡本武蔵(藤岡)は、お互いの存在を知ることもなく、それぞれ各地で武者修行を経験。名高い吉岡道場へと向かう。同じ名前を持つ剣術使いが出会ったからには、タダではすまない。「手合わせを」と早速、斬り合いになる。ふたりを止めた優男こそ、剣豪・佐々木小次郎(東千代之介)。奇しくも武蔵を助けた小次郎だが、やっぱりふたりの目標は吉岡道場。とうとう、平田武蔵は、吉岡清十郎(大林丈史)を果たし合いで破ってしまう。一方の岡本武蔵は、清十郎には恩のある身。こうなっては、武蔵と武蔵の決闘を避けられないのであった…。 いまだに謎の多い、武蔵の人生。この番組制作当時は、演技派俳優・江守VSアクション俳優・藤岡という構図だったのが、現在では、バラエティ番組の怒り役VS秘境探検隊長となっているのも時代の流れか。また、江守武蔵が冷静沈着剣豪で、藤岡武蔵がワイルド剣豪という個性も出ていて面白い。果たして、二人武蔵の勝敗と佐々木小次郎との因縁は、どうなるのか。ナレーターの小池朝雄の低音も物語にぴったりでいい味。 ( 書き下ろし ) |
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