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日本のテレビの歴史の中で、いまだ破られることのない「単独主役による長寿番組記録」実に888回を演じきった大川橋蔵の「銭形平次」も、いよいよ大詰め。 886回のゲストは、かの若山富三郎。実は若山は、昭和33年(1958年)に、TBS系のナショナル劇場でテレビ初の「銭形平次」に主演。104回を演じた、いわば平次の“先輩”でもあった。若山平次のころは、まだ生放送で、平次のアップの間に別の場所に死体が用意されたり、得意の銭投げシーンも苦労の連続だったなど多くの逸話を残している。 そして、迎える888回。江戸全体を巻き込む大陰謀に挑む平次。今度ばかりは無事を願わずにはいられないお静。走る八五郎。ライバル三の輪の万七もいっしょになって、江戸の治安に命をかけるのである。ゲストには、美空ひばり、里見浩太朗、五木ひろし、舟木一夫、汀夏子ら、豪華な顔ぶれが揃う。 事件を解決し、骨休めにと旅に出ることを決意した平次親分。晴れ渡る空をバックに日本橋を行く一行に、「時代劇の王道」を感じる。ちなみに、この後、舟木一夫は、橋蔵の教えを守り、現在舞台でしばしば「銭形平次」を熱演。その際の万七役は?もちろん、遠藤太津朗!橋蔵親分も現役万七に拍手しているに違いない。 ( 書き下ろし ) |
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