|
||
|
舞台は戦国時代の初期。当時の中国地方は、出雲の尼子経久(緒形拳)と山口の大内義興(細川敏之)という強力なふたつの一族が支配していた。その間で苦労しながら領主としてがんばっている父・毛利弘元(西郷輝彦)の苦労を見ていた元就だったが、家督は兄元興(渡部篤郎)が継ぐはずだった。その兄と遺児が亡くなり、急遽跡取りとなった元就は、やがて知力、武力、政治力を活かして、西日本最大の勢力を持つ大大名になっていく。 主人元就が「松寿丸」と呼ばれた少年時代を演じたのは、V6の森田剛。まだあどけなさの残る森田は、あぐらが大の苦手だったが、役を演ずるうちに上達したらしい。森田の評判がよかったため、成人した元就役の中村橋之助はかなりのプレッシャーだったという。 また、この作品では、女性パワーに注目が集まった。中でも自分の美しさに自信満々。常に美容に気を使い、若い女子には露骨に嫌な顔をする弘元の側室杉の方(松坂慶子)のコミカルな存在感は、内館牧子脚本ならでは。元就の正室・美伊(富田靖子)も夫には言いたいことははっきり言う。こんな女子たちに尻をたたかれたから、元就は出世したのか。本当は矢よりも強いのは女子だったのかも?人間ドラマとしても楽しめる大河ドラマ。 ( 書き下ろし ) |
※以下のリストから過去の連載記事がご覧いただけます。
| 50音順リスト | [あ行] [か行] [さ行] [た行] [な行] [は行] [ま行] [や行] [ら行] [わ行] |
