時代劇専門チャンネル ロゴ
番組を検索
 
時代劇専門チャンネル オススメ 放送作品一覧 今週をヨム お客様の声 視聴方法 メルマガ・ガイド誌
記事TOPへ戻る
ペリーのちょんまげ

「十六文からす堂」渋い天知茂が意外なお茶目演技で味を出す。推理あり、粋な展開ありの隠れた名作。
(じゅうろくもんからすどう) 出演:天知茂/浅茅陽子/セント・ルイス/金田賢一/待田京介/睦五郎/三浦リカ/井原千寿子 ほか 1982年
掲載日2005年11月24日
  江戸の町角で「一見十六文」で手相観相を観る“からす堂”(天知茂)は、町の人気者。亭主に怒る女房には、「仲良くすれば、子も授かりますぞ」などと夫婦喧嘩の仲裁(?)までして見せるが、それが案外いい加減なものでなく、どうやら霊感などは本物っぽいのが興味深いところ。しかし、お客がちゃんと見料を払っていかないのが悩みの種だ。そんなからす堂は、浪人者に斬られた町人の金を預かった浪人・豊作(金田賢一)と知り合う。豊作自身にもなにやら秘密がありそうなのだが、その金をめぐって、なにやら巨悪がうごめいている様子。しかし、うっかり動くと、からす堂の実家(実は唐津家というりっぱな武家の跡取りなのだ)にも圧力がかかるというすさまじさ。さて、からす堂はどう動く?
 ニヒルなイメージの天知茂が、自ら明るい三枚目を志願して実現したというこの作品。悪人相手には、「死相が出ています」「そういう人相です、この人は」などととぼけた「ですます調」で味を出す。が、いったん黒い着流しで笠をかぶればムードも満点。独自の推理と剣の力で、悪に挑む。山手樹一郎の隠れた名作と呼びたいシリーズ。続編の「十六文からす堂2初夜は死の匂い」とともにお楽しみに。 ( 書き下ろし )

※以下のリストから過去の連載記事がご覧いただけます。
50音順リスト [あ行] [か行] [さ行] [た行] [な行] [は行] [ま行] [や行] [ら行] [わ行]
copyrightプライバシーポリシー