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元禄15年12月14日未明。大石内蔵助(長谷川一夫)以下四十七士は、吉良上野介(滝沢修)の邸宅に討ち入った。迎え撃つ吉良側は、小林平七(芦田伸介)、清水一学(内藤武敏)を中心に上野介を炭小屋に隠す。 「降り積もった雪は有明の月に青く光っていた」洗練されたナレーション、深みのあるセリフ。大仏次郎原作、村上元三脚色の本作は、一年間に渡って放送する大河ドラマの第一号。映画スター・長谷川一夫の初テレビ主演作として話題になり、クライマックスとなる「討ち入り」の回は全国各地で視聴率50パーセントを超え、その記録は大河ドラマ史上最高を記録し、現在も破られていない。 中には年少メンバー矢頭右衛門七に内蔵助が「焦ってはならぬ」と諭す場面が。右衛門七役は、デビュー二年目のアイドル舟木一夫。ご本人にインタビューした際には、「当時流行歌手が器用される例はなかったので戸惑いましたが、村上先生が強く推薦をしてくださった。現場は長谷川先生はじめ、錚々たる顔ぶれが揃い、緊張しましたが、先生にはとても可愛がっていただきました」と語っていた。 このドラマで人気を得た大盗賊・蜘蛛の陣十郎(宇野重吉)は、討ち入りを上杉家に知らせようとする浪人(西村晃)、お仙(淡島千景)に「上杉な侍を出すもんか」とお家大事の武家社会を皮肉る。豪華「忠臣蔵」の世界。 ⇒『赤穂浪士』放送スケジュール ( 書き下ろし ) |
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