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「元禄14年は日食とともに明けた。それは不吉を予感させた…」 印象的なナレーションで始まった物語は、浅野内匠頭(先代・尾上菊五郎)は勅使接待の大役を仰せつかるが、その指導役である吉良上野介(市川中車)から、たびたび嫌がらせを受けることに。その背景には「吉良殿、せいぜいいじめておやりさい」と不気味に微笑む柳沢吉保(神山繁)の思惑があった。 やがて殿中で刃傷事件を起こした内匠頭は即日切腹。悲報は赤穂に届き、家老・大石内蔵助(三船敏郎)は大きな決断を迫られる。 忠臣蔵の世界を一年にわたってていねいに描いた民放初の「大河ドラマ」として話題になったほか、71年の放送当時の金額で制作費が10億円!富田勲の荘厳な音楽も印象深い。 大石がこれまで以上に剣豪(殺陣は黒澤映画作品で知られる久世竜)で、次々送り込まれる刺客と戦ったり、柳沢の密偵おらん(上月晃)らスパイとの情報戦も緻密の描かれるのも大きな特徴。血気さかんな堀部安兵衛を渡哲也、人間味あふれる義父・堀部弥兵衛を有島一郎、熱血漢の不破数右衛門を新克利、殿の最期に男泣きする片岡源五右衛門に江原真二郎、大石りくに司葉子、阿久利に佐久間良子と豪華キャストが揃う。赤穂藩士でありながら、曲者ぶりを発揮する大野九郎兵衛の伊藤雄之助もファンは見逃せないはず。 ⇒『大忠臣蔵』放送スケジュール ( 書き下ろし ) |
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