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外国船がたびたび来航するなど、幕末の日本の行く末を憂う薩摩藩主島津斉彬(加山雄三)は、活動の最中に病に倒れる。斉彬に引き立てられた西郷吉之助(西田敏行)は、その本復を願い、庭先で祈り続ける。願いが通じたのか、斉彬はやっと回復。吉之助は涙わ流して喜ぶ。そして、再び動き出した斉彬が提案したのは、自分の養女・篤姫(富司純子)を十三代将軍家定に嫁がせることだった。 私は先日、篤姫ゆかりの地を鹿児島に訪ねたが、現地では「西田さんの西郷さんはよかった」と今でも語り継がれている。確かにはまり役。また、市内には巨大な島津斉彬公の像があり、よくみると、それはちょっと太めの加山雄三にそっくり!! ちょいとキザに決めた大久保利通像もよく見れば、このドラマの鹿賀丈史に似ている気もする。そっくりさん大集合ドラマといえるのである。 斉彬から「篤姫輿入れの物品を整えよ」と命じられて、「なんとわしが」と困惑する西郷と、篤姫の教育家係・幾島(樹木希林)のやりとりはとぼけているのか真剣なのかわからないほど面白い。 一方で、結婚相手である家定との間にこどもが授かることが絶望的だと知りつつ、斉彬の「上様に次期将軍を徳川慶喜と推薦するように」と厳命を受けた篤姫。その哀しみと決意の表情が美しい。 ⇒『翔ぶが如く』放送スケジュール ( 書き下ろし ) |
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