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江戸の裏長屋に住む、松村信兵衛(高橋英樹)は、腰に竹光を差し、こどもらに読み書きなどを教えて、のんびり暮らす浪人。しかし、実際は神道無念流の剣の達人で、何かあるとこっそり「商いに」などと言いながら、道場破りをして金を工面して人助けをするのである。 彼の行き着けの居酒屋「丸源」には、気のいい連中が集まり、いつも町のうわさ話に花が咲く。長屋に帰れば、近所のおかみさんやら娘たちが「先生」と頼りにする。そんな長屋にも騒動はつきもの。けんかしながらも仲のいい駕籠かきコンビの金太(柳沢真一)と銀太(渡辺篤史)は走り回り、信兵衛に寄り添う芸者の小舟(浜木綿子)もひと肌脱ぐ。毎回、なぜか「妄想シーン」があり、信兵衛は婿になったり、お殿様になったり、不思議な展開が楽しめるのもお楽しみ。また、信兵衛に挑戦される道場主も毎回ユニークな顔が登場。いかにも強そうな西村晃、調子はいいが剣はからっきしで信兵衛が「礼金のためとはいえ、こりゃ、わざと負けるのも大変だ」と呆れる芦屋雁之助など、そのやりとりも可笑しい。高橋英樹のとぼけた演技が弾ける。 原作は山本周五郎の「人情裏長屋」。脚本には倉本聦も参加。♪信兵衛さんの長屋は十六軒〜と、陽気に長屋の連中を紹介する主題歌にも心が和む。気持ちいい人情時代劇。 ⇒『ぶらり信兵衛−道場破り−』放送スケジュール ( 書き下ろし ) |
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