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ペリーのちょんまげ

『神谷玄次郎捕物控』
ぐうたら同心は実は洞察力と剣の腕の持ち主
藤沢周平原作。唐沢寿明の若手同心も活躍

(かみやげんじろうとりものひかえ) 出演:古谷一行/藤真利子/唐沢寿明/火野正平/芦屋雁之助/加藤武/賀原夏子 ほか 1990年
掲載日2008年03月14日
  北町奉行所同心・神谷玄次郎(古谷一行)は、奉行所でも評判のぐうたら者。浅草小料理屋の女将で子持ちの未亡人お津世(藤真利子)といい仲になっている。しかし、玄次郎には家族を何者かに殺されたという暗い過去があった。顔には出さないが、悪を憎む心は人一倍。鋭い洞察力と剣の腕で難事件に挑む。
 「神隠し」の回では、町で乱暴を働く旗本のひとりが殺され、以前、彼らに注意したことでケガをさせられ、妹おしな(小林かおり)も神隠しにあったという大工の庄七(平泉成)が疑われる。小間物屋の女房として夫とこどもと幸せに暮らしていたおしなに何があったのか。事件は意外な展開を見せる。
 やる気はあるが推理力はいまいちの若い同心(唐沢寿明)に「町人の暮らしを守るのが俺たちの仕事だ」と何気なく仕事の意味を教える玄次郎。旗本相手でも「うす汚ねえ野郎だ!!」と闘志満々で気持ちいい。それなのに、一件落着してお津世に会えば、途端にでれでれになるのが面白い。
 原作藤沢周平。「いい加減こぶ付き女と手を切れ!!」と口やかましい上司(加藤武)、古い資料をめくりながら「その一件は確か…」と生き字引ぶりを見せる老同心(今福将雄)、人情派の岡っ引き銀蔵(芦屋雁之助)ら、達者な脇役が玄次郎の活躍を盛り上げる。江守徹のナレーション、憂歌団の主題歌も渋い。

⇒『神谷玄次郎捕物控』放送スケジュール ( 書き下ろし )

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