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不知火検校の弟子・按摩の杉の市(勝新太郎)は、鈴カ森で癪に悩む旅人が大金を持っていると知るや、これを殺害してしまう。悪事に関しては子どもの頃から異常な才能を見せる杉の市は、次々と悪事に手を染めていく。ある時、旗本の岩井藤十郎(丹羽又三郎)の奥方浪江(中村玉緒)が不知火検校に金策を頼みこんできた。夫に内密で五十両の金の必要に迫られているというのだ。検校はこれを断り、杉の市はその使いを命じられるが、自分が毎日五両ずつ貸すと浪江に言い、杉の市は弱みに付け込んで、浪江が金を借りに来る度にその身を抱くが、藤十郎にばれてしまう。 |