スタッフ おがPとふるふるの制作日記

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2012.1.13

エキストラ約100人??

こんにちは。
ついに、鬼平外伝 熊五郎の顔 初回放送まで、一カ月をきりました!!!
みなさま、初回放送の日、ご存知ですか??

2月11日(土)夜8:00 
ぜひぜひ、手帳などにおかきとめの上、お見逃しなく!

さて、今回は、「熊五郎の顔」の撮影中で
最も大掛かりな撮影となった、あるシーンの様子をお伝えします!
そのあるシーンとは、ドラマの終盤。唐丸籠が町の中を通るこのシーン。

(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社

写真ではすこし、わかり辛いかもしれませんが・・・、
実はこのシーンは、このドラマ中で最も出演人数が多いシーンなのです。
100人近くはいるのではないかというエキストラの方々。
(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社

(当然のことながら)
エキストラのみなさん、鬘、着物を身にまとっており、
現場の空間は、完全に江戸時代。
むしろ、洋服を着て立っている私がおかしいのではないか?
と思ってしまう位の雰囲気でした!

そして 私が、驚いたのは、監督をはじめ助監督、他スタッフの方々が、
その100人近くいる人の一人一人に、動きを指示しているのです!

よく、黒澤映画の現場などでは、
画面にはほとんど写らないようなエキストラにも細かい指示や、
時には厳しい指摘が飛んでいたという話を聞きますが、
まさに、それを目の前で体感しているような感覚になりました!

画面へ入っていくる、タイミング、歩く速さ、
そして時には、歩き方の指摘まで!

まさに、現場の一体感を感じるシーンでもありました。

この写真↓は、そのシーンを撮影する際のカメラの様子。

(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社

クレーンを用意し、かなり高い位置からの撮影をしております。
そして、実はこのクレーン、完全に手動式!!!!
つまり、数人がクレーンを支えながら、
その支えている人たちが、ゆっくりとクレーンを動かしてゆきます。

(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社

すこしでも、揺れてしまったり、スピードがずれてしまうと、即NG。
息の合ったチームワークが必須の場面でありました。

スタッフ皆さんが本当に心を一つにし、
気持ちを込めて作っている事が体感できたシーン。
きっと、本編を見ただけでは、何気なく見てしまうシーンだと思いますが、
撮影に立ち会えたからこそ、強い印象を私に残してくれた場面でした!

(↓先導する馬もスタンバイ中です!!)
(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社



スタッフ 古林

投稿日 2012年1月13日 (金) | コメントするコメントを見る
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