スタッフ おがPとふるふるの制作日記

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2012.2.17

巨匠・井上監督のお人柄

スタッフ 古林です。

みなさま、先週の「熊五郎の顔」の初回放送、ご覧頂けましたでしょうか??
ホームページなどへも、数多くの反響をいただいておりまして、
スタッフ一同、大変ありがたく思っております!!

(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社

放送当日は
ようやくこの日が迎えられ、ホッとしている部分もありながら、
皆様がドラマをご覧になって、
どのような感想をもたれたのか非常に気になっております。
ホームページでも、皆様のご感想を受け付けておりますので、
是非、こちらより↓、お声をお寄せ下さい!!
(お寄せいただいた方には、抽選で特製フォトブックも当りますよ!!)
「鬼平外伝 熊五郎の顔」のご感想 応募ページ (〆切 2月29日(水)) 
(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社


さて今回は、熊五郎の顔のメガホンを撮った、
時代劇の巨匠、井上昭監督について。

時代劇の撮影に初めて立ち会う私としては、
数々の歴史に名を刻む時代劇映画をはじめ、
チャンネルでもお馴染みの「剣客商売」、
「鬼平犯科帳」でも監督をされている
井上監督の撮影を目の前にできるなど、夢のような機会。

(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社


撮影に入る前、一度ご挨拶をさせていただいた際には、
あまりの緊張に、汗が止まりませんでした・・・。

そして、撮影が始まって4日目。
この日は撮影所近くでロケがありました。
忙しなく照明やカメラをセットしている際、
私は、邪魔にならぬよう端の方で、
皆様の仕事を見ていたのですが、
その時、驚くべき事が!
「古林くん。そろそろ慣れたかね?」
と、横から監督が声をかけてくれたんです!

撮影中に声をかけてくださった事にも驚いたんですが、
それよりも何よりも、自分の名前を呼んでくれたという事に、
驚き、そして、感動いたしました(涙)。
50人以上はいる撮影スタッフの中で、初めて撮影に立ち会い、
しかも、見学をさせていただいている身の自分にとって
監督に名前を呼んでいただけるとは思ってもいない事。

(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社

現場の仕事をしている方々にとっては、
きっと、何年も(何十年も?)仕事を共にして
信頼を構築しながら名前を覚えてもらえるような世界。
にもかかわらず、わずか数日で名前を呼んでいただけた、
監督の優しさや、心遣いには、本当に涙が出るくらい感動をいたしました。
私が言うのもおこがましいのですが、
こういった御人柄が、数多くのスタッフをまとめ上げ、
結束を固める組織をつくる一つの要因とも感じた瞬間でした。

さて、このドラマは昨年夏の猛暑の中、撮影が行われたのですが、
監督は撮影当時は82歳。
しかしながら、撮影中は、その歳を全く感じさせません。
灼熱の太陽の下、
演者さんに必要に応じて、そのシーンでの感情や、演出の意図を伝えながら、
カメラ、照明、小道具の配置、など指示をされ、勢力的に動きまわっています。

そして、井上監督が今回こだわったあるものがあります。

ドラマをご覧いただいた方は、お気づきでしょうか??
(C)2011 日本映画衛星放送株式会社/松竹株式会社

そう、「風車」
本編中、何度か、この風車が登場しましたよね?
ここには、ある監督のメッセージがあるのですが・・・

それは次回の制作日記で!
そして、残念ながら、初回放送をお見逃しの方々!
今週の日曜日にも再放送は絶対にお見逃しなく!!
次回放送日時:2月19日(日)あさ11時~

そして、初回放送を既にご覧になった方々は、
監督のこだわり「風車」に注目しながら、
もう一度ご覧いただければ、違った発見があるかもしれません!!

「鬼平外伝 熊五郎の顔」 放送日時はこちら!

スタッフ 古林

投稿日 2012年2月17日 (金) | コメントするコメントを見る
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