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今月・来月のオススメ!

仲代達矢主演 新作映画「海辺のリア」 6月3日(土)公開記念特集 役者・仲代達矢仲代達矢主演 映画「切腹」

5月21日(火)よる7:05ほか

カンヌ国際映画祭審査員特別賞ほか数々の賞に輝いた歴史的名作!
小林正樹監督が、橋本忍の綿密なシナリオをもとに、静と動の絶妙な演出で、
武家社会の虚飾と武士道の残酷性を暴いてみせた異色作、チャンネル初登場!

小林正樹監督が橋本忍の綿密なシナリオをもとに、静と動の絶妙な演出で武家社会の虚飾と武士道の残酷性を暴いてみせた異色作であり、また小林監督初の時代劇。舞台は寛永7年の江戸。太平の世ゆえ武士が不要とされ、町に食い詰め浪人が溢れていたこの時期、「このまま生き恥をさらすより、武士らしい最期を遂げるため切腹するゆえ、玄関先を貸してくれ」と云って浪人が武家屋敷に押し寄せる事態が多発していた。というのも、その際、大概の屋敷が幾ばくかの金銭を与えて浪人を引き取らせていたため、実際に切腹する覚悟もない浪人の、金銭目当てによる、そのような所業が横行していたのだ。物語は仲代達矢演じる浪人・津雲半四郎が、三国連太郎演じる家老の居る武家屋敷に、その所業をしに来るところから始まるが、屋敷を訪れた一番の目的は金銭でも切腹でもなく復讐だった。半四郎の娘婿がこの屋敷で、実際にはその覚悟がないにもかかわらず強引に竹光で切腹させられ、それゆえ娘と孫まで失うことになったことへの復讐である。
半四郎は孫のある爺さんだが、その半四郎を演じる仲代はこの時29歳。その仲代の鬼気迫る演技。特に、ただ座って淡々と話す仲代の眼光の時に揺らぎ、時に獣のような光を放つ様は凄まじく、オーラが見えるような錯覚さえ起こしてしまう。一方、憎たらしい江戸家老を演じた三国連太郎の演技もまた印象的だ。更に、五所平之助や吉村公三郎といった名匠の下で活躍してきた宮島義勇のキャメラが盛り上げる緊迫と、張り詰めた緊張を持続させる映像に更なる緊張と不気味さを与える武満徹の音楽。ほぼ琵琶1本で奏でられたその音楽の効果たるや。中でも素晴らしいのは橋本忍の脚本。橋本は「羅生門」「生きる」或いは後の「砂の器」の脚本で明らかなように、現在の中で過去を回想する形の脚本を書く事において極めて優れた才能を持った脚本家だが、本作も正にその例。
全く無駄のないセリフ。緊迫感のあるストーリー展開。先の読めない秀逸な脚本と、それに引けを取らない俳優陣の演技。端正なモノクロ画面が作品全体を引き締め、その映像に楔を打ち込むかのように効果的に鳴り響く音楽。勧善懲悪ではない、リアリズムの極致。能の静謐と歌舞伎の大見得が融合したような見事なフィルムワーク。「切腹」は、映画というものが総合芸術であることをあらためて示した作品だ。
また、蟹工船ブームを経て、震災を乗り越え、ブラック企業問題等を抱える今の時代に、本作を観る意義は大きいだろう。何故ならここで描かれているテーマが、実に今日的であるからだ。時世の煽りを受けて困窮に喘ぐ浪人たちや、屋敷の体裁を守るために隠蔽体質を貫く家老の姿は、今日では不況に喘ぐ労働者や、権力者の姿にそれぞれ当てはめることができるだろうし、本作で描かれる武家や武士道は、今日ではそれぞれブラック企業や日本型雇用システムに似たものとして、多くの人の目に映るだろう。仲代演じる主人公の発する"今日は他人の身でも明日は我が身"という台詞は、"正社員・派遣社員・アルバイト・フリーター・ニート"と云う現代の身分構造に汲々としている所謂U35世代にも重く響くかもしれない。
武家屋敷の庭先という最小限の空間で織り成す復讐劇。そこでジワジワと暴かれる武家社会の虚実。浪人の主張する非論理的な正義と、家老の主張する論理的な悪の闘いの行方は!?是非とも今、多くの世代に、心してご覧頂きたい!


切腹
(1962年・映画・モノクロ )
5月2日、5月21日、6月19日、6月24日
原作:滝口康彦(「異聞浪人記」より)    監督:小林正樹   脚本:橋本忍  
出演:仲代達矢/三国連太郎/石浜朗/岩下志麻/丹波哲郎/中谷一郎/井川比佐志/青木義朗 ほか  

寛永七年、江戸・外桜田町の井伊家上屋敷の表玄関に、もと芸州広島・福島家の家臣、津雲半四郎と名乗る浪人(仲代達矢)が現れる。「主家没落後、江戸に移り住んだが、仕官もならず、生活も日々窮迫の度を加え、生き恥をさらすより潔く腹かっさばいてあい果てようと思う故、玄関先を貸してほしい」と願い出る。半四郎に対し、井伊家家老の斎藤勘解由(三国連太郎)は、この春先、一月の終わりに、同じくもと芸州広島・福島家の家臣で、千々岩求女(石浜朗)と称する浪人が、同じ用件で訪ねてきたと告げ、その経緯を話し出す……。

「切腹」(C)1962松竹株式会社
清左衛門残日録
(1993年・TV・全14話・カラー )
原作:藤沢周平「三屋清左衛門残日録」   脚本:竹山洋  
出演:仲代達矢/南果歩/かたせ梨乃/財津一郎/山下真司 ほか  

冬近い東北、日本海沿いのさる小藩。妻に先立たれた三屋清左衛門(仲代達矢)は、藩主の側用人の役を退き、家督を長男・又四郎(赤羽秀之)に譲り隠居する。だが、勤めからの解放感を味わう一方、一抹の寂しさが心を去来した。清左衛門は、筆をとり日々の出来事や心に浮かぶことを日記「残日録」に記し始める。そんな彼の許には、様々な事件が持ち込まれて…。

「清左衛門残日録」(C)NHK
清左衛門残日録 仇討ち!播磨屋の決闘
(1995年・TV・カラー )
5月27日、6月2日、6月3日
原作:藤沢周平「三屋清左衛門残日録~高札場~」   脚本:竹山洋  
出演:仲代達矢/南果歩/赤羽秀之/財津一郎/室田日出男/森繁久彌/浅丘ルリ子 ほか  

東北のとある小藩で側用人を務めていた武士・三屋清左衛門(仲代達矢)は、家督を息子に譲り渡して、隠居の身となった。平穏な日々を過ごす清左衛門であったが、ある日、親友の安富源太夫(室田日出男)から果たし状が届く。思い当たる節もなく、清左衛門はとりあえず果し合いの場所へ赴くが、そこでいきなり源太夫に斬りつけられる。折しも居合わせた類(浅丘ルリ子)の機転で難を逃れた清左衛門であったが、その数日後、源太夫が城門前の高札場(こうさつば)で腹を斬るという騒ぎが起きる。町奉行・佐伯熊太(財津一郎)から依頼を受けた清左衛門はこの件を調べはじめるが……。

「清左衛門残日録 仇討ち!播磨屋の決闘」(C)NHK
6.3 映画「海辺のリア」公開記念 特集 役者・仲代達矢のすべて
(2017年・オリジナル・カラー )
5月15日、5月18日、5月20日、5月24日、5月25日、5月27日、5月30日、5月31日、6月1日
出演:仲代達矢  

6月3日に公開する新作映画「海辺のリア」の公開を記念して、主演・仲代達矢の代表作を時代劇専門チャンネル、そして姉妹チャンネルの日本映画専門チャンネルで放送するのに合わせ、各作品の魅力を紹介するオリジナルミニ番組。

「6.3 映画「海辺のリア」公開記念 特集 役者・仲代達矢のすべて」(C)「海辺のリア」製作委員会
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