池波正太郎時代劇スペシャル 2作品一挙放送

『鬼平犯科帳』『剣客商売』『仕掛人・藤枝梅安』の三大シリーズをはじめ、名作時代劇の原作小説をあまた世に送り出し、没後30年以上へた今なお絶大な支持を集める作家・池波正太郎。

時代劇専門チャンネルでは池波作品のうち、闇の世界に生きる「仕掛人」、諸国を渡り歩き金で殺しを請け負う「渡世人」を主人公に据えた2作品を、ともにJ:COMとタッグを組み、「池波正太郎時代劇スペシャル」として超高精細な4K撮影で初映像化している。

闇の世界に生きる登場人物たちは、殺しや悪事に手を染めながらも、それぞれの願いや希望を持ち、血染めの宿命に葛藤する。善と悪、光と闇が交錯する物語世界は、『鬼平』『梅安』にも通底する、池波作品のエッセンスが凝縮されている。緊張感あふれる本格時代劇として、新たな息吹が吹き込まれた池波正太郎時代劇スペシャル。秋の夜長、その美学に満ちた世界をお楽しみいただきたい。

9月25日(土) よる7時より一挙放送

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池波正太郎時代劇スペシャル「顔」
放送日:9月25日
(2016年・カラー )
原作:池波正太郎「顔」(講談社文庫『殺しの掟』所収)   監督:山下智彦   脚本:金子成人  
出演:松平健/石黒賢/小野塚勇人(劇団EXILE)/佐藤友紀/火野正平/中村嘉葎雄ほか  

暗い過去を抱え、長く放浪の身であった浪人・木村十蔵(松平健)は、流れ着いた江戸の地で女房・子供を得て、表向きは剣術指南を生業としている。が、裏では金で殺しを請け負う「仕掛人」という家族に知られてはいけない顔を持っていた。いずれは江戸を離れて家族との平穏な日常を、と望む十蔵にある日、香具師の元締・暗闇坂の久五郎(火野正平)から新たな仕掛けの依頼が入る。「悪の中でも極悪の者だけを斬る」ことを信条とする十蔵は、仕掛ける相手が市井の商人の仏具屋・八幡屋和助(石黒賢)であることに違和感を覚えつつも、一度受けたら断ることの許されない仕事を受ける。一方、その頃十蔵は自らの趣味である絵描きを通じてある男との交流を深めるようになるのだが、実はその男こそが殺しを請け負った標的である和助であることを知る。和助の裏の顔は極悪な盗賊の頭である、と元締から聞かされてもなお、斬ることを躊躇う十蔵。しかも和助と自らの過去の間には、深い因縁までもがあると分かり…。闇の世界の掟と、絵筆が結んだ数奇な縁の間で葛藤する中で、やがて訪れる決断の時、十蔵を待ち受ける運命とは。

「池波正太郎時代劇スペシャル「顔」」(C) 時代劇専門チャンネル/J:COM/松竹
池波正太郎時代劇スペシャル「雨の首ふり坂」
放送日:9月25日
(2018年・カラー )
原作:池波正太郎   監督:河毛俊作   脚本:大森寿美男  
出演:中村梅雀/三浦貴大 中尾明慶/泉谷しげる 大杉漣  

一人の老いた渡世人・白須賀の源七(中村梅雀)は、奇妙な運命の糸に手繰られるように、信州小諸の首ふり坂へ向かっていた。遡ること27年、若き日の源七(馬場徹)は兄弟分の藪塚の半蔵(金井勇太)と共に、ある貸元から敵対する前坂一家の親分殺しを請け負ったが、負傷してしまい髪結い・おふみ(芦名星)に助けられる。源七がおふみの家に転がり込んで数か月後、半蔵が殺しの分け前を持って現れるが、親分の仇を討とうとする前坂一家の行田の甚五郎(小市慢太郎)を筆頭に、刺客も迫っていた。源七は自分の子を宿したおふみを残して半蔵と姿を消す。それから25年後、年老いてもなお殺しを請負ながら諸国を渡り歩いていた源七は、信州追分で若い渡世人・白井の彦太郎(中尾明慶)と出会い、竹原一家の親分(矢島健一)殺しを二人で請け負うことになるが、源七は出入りの途中で躰の具合が悪くなり、竹原の親分に傷を負わせただけで仕損じてしまう。源七たちは竹原一家の追手を振り切るも道中で行倒れていたところを、小諸宿で饂飩(うどん)屋を営む茂兵衛(泉谷しげる)と孫娘に助けられる。この日を境に源七は堅気の世界に身を置く事になるが、つかの間の幸せは長くは続くことはなかった。竹原親分の仕返しの命を受けた刺客、橋羽の万次郎(三浦貴大)と昔兄弟分だった藪塚の半蔵(大杉漣)が源七と彦太郎の命を狙っていたのだった。

「池波正太郎時代劇スペシャル「雨の首ふり坂」」(C)2017時代劇専門チャンネル/J:COM/松竹
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