【没後50年市川雷蔵 不滅の美学】 【没後50年市川雷蔵 不滅の美学】

2019年は、永遠の映画スター市川雷蔵の没後50年目の区切りの年。時代劇専門チャンネルでは「眠狂四郎」シリーズをはじめ、「忍びの者」「大菩薩峠」といった主演作の中でも市川雷蔵の“美学”を感じられるような作品を1月から毎月、1年間かけて放送。
本企画の最終月となる12月は「斬る」「剣」とともに三隅研次の“剣三部作”とも称される作品、「剣鬼」をお送りします。

スカパー!キャンペーンバナー スカパー!キャンペーンバナー
剣鬼
放送日:12月22日、12月24日、1月27日
(1965年・映画・カラー )
原作:柴田錬三郎   監督:三隅研次   脚本:星川清司  
出演:市川雷蔵/姿美千子/佐藤慶/五味龍太郎/睦五郎/工藤堅太郎/内田朝雄/水原浩一 ほか  

斑平(市川雷蔵)は「犬っ子」と蔑まれて育ったが、花作りの腕を買われて、登城を許されるようになった。ある時、まるで韋駄天のような俊足ぶりを見せて周囲を驚かせ、さらに初老の浪人から居合いを学ぶこととなった。その頃、藩主・式部少輔正信の言動に奇行が目立ちはじめ、この事実が漏れるのを恐れた城代・影村主膳(香川良介)、小姓頭・神部菊馬(佐藤慶)は斑平に公儀隠密を斬るように命じるのであった。斑平は馬で疾走する隠密をなんと足で追い抜き、その一人を居合いで斬り倒した。そして残った一人を城下はずれで斬ったが、その正体は居合いを教えてくれたあの浪人であった。以後、斑平は神部に命じられるままに、藩主を新たに迎えようと唱える革新派を斬って、斬って、斬りまくるが……。

「剣鬼」(C)KADOKAWA 1965
大菩薩峠 完結篇
放送日:12月7日、12月22日
(1961年・映画・カラー )
原作:中里介山   監督:森一生   脚本:衣笠貞之助  
出演:市川雷蔵/中村玉緒/本郷功次郎/小林勝彦/三田村元/近藤美恵子/阿井美千子 ほか  

竜神の滝近くにそそりたつ断崖で刃を交える机竜之助(市川雷蔵)と宇津木兵馬(本郷功次郎)。盲目の竜之助は断崖から落下するが、お豊(中村玉緒)に助けられる。お豊はやがて廓に身を沈めた後、病に侵され自害して果てるが、竜之助はそんなお豊の死に対して、少しの動揺も見せなかった。東海道を東へ向かう竜之助は道中、生け花の師匠・お絹(阿井美千子)と出会う。お絹は道中師・がんりきの百(小林勝彦)に狙われており、竜之助は百の右腕を斬り落すが、誤って谷底へ転落してしまう。竜之助はお徳(矢島ひろ子)によって助けられ、お徳から甲府勤番の旗本・神尾主膳(島田竜三)の強引なゆすりの話を聞き、主膳の宿へ乗り込むが捕縛され、逆に幽閉されてしまう。ある夜、主膳は色と欲から有野村の馬大尽の一人娘・お銀(中村玉緒)に迫るが、お銀は竜之助に助けを求めた。お銀の顔にはむごたらしい火傷の後があった。だがその声に、お豊、お浜の面影を感じた竜之助はお銀を連れて大菩薩峠に舞い戻る。豪雨で笛吹川が氾濫を起こす中、竜之助はお浜との間に出来た息子・郁太郎を求めてさまよう。そして竜之助の噂を聞きつけた兵馬もまた大菩薩峠へ向かう。決着の時が近づいていた……。

「大菩薩峠 完結篇」(C)KADOKAWA 1961