<2ヵ月(6-7月)連続>生誕120年 特集・山本周五郎

生涯で数多の歴史・大衆小説を世に送り出した小説家、山本周五郎。
老若男女・立場を問わず、人々のあゆみを丁寧に描き出した名作たちは、いつの時代もわたしたちに寄り添い、励まし、心をあたためてきた。
6月に生誕120年を迎える2023年、珠玉の山本周五郎原作時代劇を大特集。
今一度、周五郎が紡ぐその世界に胸打たれるひとときを。

6月3日(土)よる7時スタート!

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だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ
(2021年・全5話・カラー )
原作:山本周五郎  
出演:朗読:梶裕貴 出演:柾木玲弥/西山潤/佐藤玲/川合諒 ほか  

山本周五郎の短編小説を5回シリーズでドラマ化。第1夜は「はたし状」。今泉第二(だいじ)は幼馴染の“しの”と婚約したが、“しの”は婚約を破棄し、第二の親友・藤島英之助と結婚してしまう。第二は絶望し、心をふさぐ。そして、耐えかねた第二は、英之助に「はたし状」を出す。親友とはいえ、婚約者を奪ったことは許しておけなかった。だが、そこに“しの”が現れ、英之助が“しの”と結婚した本当の理由を語り始める。

「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ」(C)NHK
だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2
(2022年・全10話・カラー )
原作:山本周五郎  
出演:朗読:梶裕貴 出演:井頭愛海/柾木玲弥/大後寿々花/尾上寛之/秋田汐梨/甲本雅裕/白石隼也 ほか  

山本周五郎の短編小説を10回シリーズでドラマ化。足軽の娘・おくめは、病弱な父のため、鳥を捕まえてわずかな稼ぎを得る日々を送っていた。ある日、おくめは、家老・池田三左衛門から逃げた文鳥を探してほしいと頼まれ、見事にこれを捕まえる。早速、文鳥を届けに行くおくめは、三左衛門から「殿様の子と称する若者が現れた。お家の一大事だ」と聞かされる。不審に思ったおくめは、策をめぐらせるのだった。

「だれかに話したくなる山本周五郎日替わりドラマ2」(C)NHK
青葉城の鬼
放送日:6月4日、6月11日、6月21日、7月9日、7月30日
(1962年・モノクロ )
原作:山本周五郎   監督:三隅研次   脚本:八尋不二  
出演:長谷川一夫/高田美和/藤村志保/成田純一郎/天知茂/宇津井健 ほか  

四代将軍家綱の時代。外様大藩取潰しに着手した幕府に目を付けられた伊達家は、藩主・綱宗(林与一)は隠居、側近の畑らは暗殺されてしまう。畑の子・宇乃(高田美和)と虎之助は、重臣の原田甲斐(長谷川一夫)が引取ることになった。彼の江戸の宿所には国許より移植した樅ノ木が植えられていた。甲斐は見知らぬ土地で風雪に耐えてきた樅ノ木のことを、姉弟に優しく説明し、その話に耳を傾ける宇乃の目には一筋の涙が頬を伝う。やがて甲斐は帰国することとなるが……。

「青葉城の鬼」(C) KADOKAWA 1962
五瓣の椿 1(復讐編)
放送日:6月11日、6月18日、6月28日、7月28日
(1987年・カラー )
原作:山本周五郎  
出演:古手川祐子/近藤正臣/田村高廣/江原真二郎/生田悦子/赤塚真人/尾藤イサオ ほか  

おしの(古手川祐子)の父・喜兵衛(田村高廣)は、薬種商むさし屋の奉公人から、家つき娘おその(生田悦子)の婿に。寝る間も惜しんで働いていたが、今は無理がたたって胸を病んでいる。そんな喜兵衛をよそに、おそのは次々と男を変えて遊び回っていた。父思いのおしのは、母と母を取り巻く男を憎み…。

「五瓣の椿 1(復讐編)」(C)東映
五瓣の椿 2(完結編)
放送日:6月11日、6月25日、6月28日、7月28日
(1987年・カラー )
原作:山本周五郎  
出演:古手川祐子/近藤正臣/田村高廣/江原真二郎/生田悦子/赤塚真人/尾藤イサオ ほか  

おしの(古手川祐子)の父・喜兵衛(田村高廣)は、薬種商むさし屋の奉公人から、家つき娘おその(生田悦子)の婿に。寝る間も惜しんで働いていたが、今は無理がたたって胸を病んでいる。そんな喜兵衛をよそに、おそのは次々と男を変えて遊び回っていた。父思いのおしのは、母と母を取り巻く男を憎み…。

「五瓣の椿 2(完結編)」(C)東映
その木戸を通って(主演:浅野ゆう子)
放送日:6月18日、6月25日、7月5日
(1993年・カラー )
原作:山本周五郎   監督:市川崑   脚本:中村努/市川崑  
出演:浅野ゆう子/中井貴一/フランキー堺/井川比佐志/岸田今日子/石坂浩二/神山繁/榎木孝明 ほか  

名門平松家の当主となり、家老の娘との縁談も決まった正四郎(中井貴一)の元へ、ふさ(浅野ゆう子)という娘が訪ねてくる。記憶が一切ないふさを不憫に思って家へ置き、いつしか夫婦となる。娘も生まれ幸せな日々が続くが、ふさは忽然と姿を消す。

「その木戸を通って(主演:浅野ゆう子)」(C)フジテレビジョン