【追悼 映画監督・中島貞夫】映画「多十郎殉愛記」／追悼 映画監督・中島貞夫／午後のスペシャルアワー
たじゅうろうじゅんあいき
多十郎殉愛記
多十郎を演じる高良健吾の危険な男の魅力と凛として美しいその佇まい、おとよを演じる多部未華子の多十郎を貫く強い眼差しと儚げな表情など登場人物たちの魅力もさることながら、クライマックスの３０分にも及ぶ大立ち回りなどの魂を込めた圧巻のアクションシーンも必見です。長い歴史の中で培ったカツドウ屋たちの魂の技術と日本映画界の"今"を生きる豪華俳優陣がぶつかり合った本格派のちゃんばら映画。
あらすじ
物語の舞台は幕末の京都。そこは尊皇攘夷を叫ぶ長州や薩摩脱藩志士が、新撰組や見廻組と血で血を洗う抗争を繰り返していた。そんな中、長州を脱藩した清川多十郎は、かつての尊皇攘夷の夢もどこへやら、日々の糧を得るのが精一杯という生活を送っていた。居酒屋「満つや」を切り盛りするおとよは、同じ長屋の住人で店の用心棒でもある多十郎に好意を寄せているが、肝心の多十郎はなかなか気づかない……。ある日多十郎の腹違いの弟・数馬が兄を頼って上洛してきた。数馬は幼い時から多十郎を慕い、多十郎の脱藩は尊皇攘夷の為だと信じていた。新撰組に押され気味の見廻組は、町方からの注進で多十郎の存在を知り、新撰組にひと泡ふかせようと多十郎を襲撃。多十郎、おとよ、数馬、それぞれの想いを胸に死闘が繰り広げられる。そして三人の運命の結末は……。
放送スケジュール
＝放送日
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
多十郎殉愛記(C)「多十郎殉愛記」製作委員会
