ふじさわしゅうへいのようじんぼうじつげつしょう
藤沢周平の用心棒日月抄
第3話 「吉良邸に売られた女」
1997年にテレビ朝日系で放送された連続ドラマ。シリアスな展開のなか、寺尾聰が又八郎の友・細谷源太夫をひょうひょうと演じて、笑いを誘い、最後に泣かせる。相模屋吉蔵の妹・おいね役を演じている小林千晴は、小林稔侍の娘であり、またその兄で小林稔侍の長男である小林健も、第4話と第8話に赤ぶく堂幸助役でゲスト出演している。谷村新司が朗々と歌いあげる主題歌「櫻守」が耳に残る。最終回には今は亡きプロレスラー・橋本真也が刺客として出演。
あらすじ
元禄十三年の師走。出羽国は庄内藩の藩士・青江又八郎(小林稔侍)は、家老の大富丹後(深江章喜)の一派が藩主毒殺を企んでいることを知り、許婚の由亀(高樹沙耶/現・益戸育江)との祝言の前夜、由亀の父で従目付の平沼喜左衛門に相談する。だが実は家老の一派であった喜左衛門に斬りつけられ、又八郎は、咄嗟に由亀の目前で喜左衛門を斬ってしまう。出奔した又八郎は、江戸に逃れ、浪人の細谷源太夫(寺尾聰)と共に口入屋の相模屋吉蔵(春風亭小朝)から紹介された用心棒稼業で生計を立てる。国許からは謀反人として狙われ、許婚からは父の敵として追われる身となった又八郎は、江戸城内の松の廊下での刃傷沙汰から発した浅野と吉良両家の争いに巻き込まれていく……。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
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藤沢周平の用心棒日月抄(C)東映