<2ヵ月(6-7月)連続>生誕120年 特集・山本周五郎~時代劇で味わう温もり~/時代劇プレミアム23
あおばじょうのおに
青葉城の鬼
伊達騒動を描いた山本周五郎原作の「樅ノ木は残った」を長谷川一夫主演で映画化。幕府の真意を見抜き、自ら甘んじて逆臣の汚名を着るという原田甲斐役を、抑えた演技で新境地を見せた。また共演の高田美和は、高田浩吉の娘で本作がデビュー作となる。脚本を八尋不二、監督を三隅研次が手掛けた。
あらすじ
四代将軍家綱の時代。外様大藩取潰しに着手した幕府に目を付けられた伊達家は、藩主・綱宗(林与一)は隠居、側近の畑らは暗殺されてしまう。畑の子・宇乃(高田美和)と虎之助は、重臣の原田甲斐(長谷川一夫)が引取ることになった。彼の江戸の宿所には国許より移植した樅ノ木が植えられていた。甲斐は見知らぬ土地で風雪に耐えてきた樅ノ木のことを、姉弟に優しく説明し、その話に耳を傾ける宇乃の目には一筋の涙が頬を伝う。やがて甲斐は帰国することとなるが……。
放送スケジュール
=放送日
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青葉城の鬼(C) KADOKAWA 1962