みやもとむさし はんにゃざかのけっとう<4Kでじたるりますたーばん>※2Kほうそう
宮本武蔵 般若坂の決斗<4Kデジタルリマスター版>※2K放送
中村錦之助の東映時代の代表作「宮本武蔵」シリーズの第2作。1961年から1965年まで続いたこのシリーズを通して錦之助はアイドル的人気から本格派の俳優へとステップアップしていく、錦之助のキャリアを語るうえでも欠かすことのできないシリーズだ。その中でもこの第2作「般若坂の決斗」のラストの殺陣のシーンは象徴的だ。それまでの東映娯楽時代劇では華麗な殺陣で斬られた側も血を流さなかったのに対し、この般若坂での立ち廻りでは、大勢の敵を前に不格好に駆けずり回り、斬った相手の血が容赦なく吹き出す。「華麗さ」から「凄みのあるリアリティ」へという錦之助自身の進化を体現した立ち廻りとなっている。
あらすじ
白鷺城の天守閣・暗黒蔵に幽閉された3年間、兵法書を読み、精神修行をした武蔵(たけぞう)は、ようやく宗彭沢庵(三國連太郎)に解放され、城主・池田輝政(佐々木孝丸)からの仕官の勧めを断り、名を宮本武蔵(むさし)と改め、武者修行のため、城を出る。武蔵を待ち続けていたお通(入江若葉)と再会した武蔵だったが、同行を願うお通を置き去りにして旅立った。やがて、京の吉岡道場で門弟たちを、奈良の槍で名高い宝蔵院で、高弟の法師・阿厳(山本麟一)を打ち倒した武蔵を、復讐に燃える吉岡清十郎(江原真二郎)や僧兵たち、浪人たちがつけ狙う……。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
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宮本武蔵 般若坂の決斗<4Kデジタルリマスター版>※2K放送(C)東映