かげむしゃ とくがわいえやす(しゅえん:たかはしひでき)
影武者 徳川家康(主演:高橋英樹)
第1話 「家康、関ヶ原に死す」
脚本家・池田一朗としても知られる小説家・隆慶一郎のベストセラーで、原哲夫による漫画も話題となった同名時代小説をドラマ化、1998年4月16日から7月2日まで、テレビ朝日系で全10話が放送された。大胆な仮説で徳川家康の謎に迫った原作を、その魅力を損なわないスケールで描き、次話が待ち遠しい展開となっている。映画監督として名のある工藤栄一、関本郁夫、松尾昭典が演出を手がけていることもあり、映像も見応えがある。
あらすじ
慶長五年(1600年)。関ヶ原の合戦の最中、石田三成の放った刺客・甲斐の六郎(片岡鶴太郎)に徳川家康(高橋英樹)が暗殺される。家康と顔から体つきまでそっくりで、十年来、その影武者を務めてきた世良田二郎三郎(高橋英樹・二役)は、家康に成り代わって合戦の指揮を執り、勝利に導いた。家康の死による天下騒乱を恐れた徳川秀忠(市川右近)は、豊臣家滅亡の日まで、二郎三郎の偽装継続を命じる。それから五年の月日が経つが、後継者の地位を譲ろうとしない二郎三郎に対して、不安と焦燥を募らせた秀忠は、柳生宗矩(萩原流行)に命じて暗殺を企てる……。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
影武者 徳川家康(主演:高橋英樹)(C)東映