げき×しね みだれうぐいす
ゲキ×シネ 乱鶯
脚本を倉持裕が務めた本作。今までのド派手な新感線路線とは全く異なる、ハードボイルド時代劇!古田新太は、元盗賊だが恩返しのために奮闘する主人公・十三郎を演じ、男気と色気を兼ね備えたキャラクターとなっている。物語ラスト、最高に渋くてかっこいい古田新太は必見。また、稲森いずみ演じる艶やかなお加代の恋の行方や、大東駿介演じる小橋勝之助のまっすぐさ、そして橋本じゅんの見事なまでの悪党顔など、人情味たっぷりの作品に仕上がっている。
あらすじ
鶯の十三郎(古田新太)は盗賊の頭ながら、人を殺めず、盗られて困る者からは決して盗まないことで、その名を知られていた。しかし悪事を企む北町奉行所の与力、黒部源四郎(大谷亮介)の差し金もあり、子分に裏切られて一味は皆殺しの目に遭ってしまう。十三郎自身も瀕死の傷を負うが、その命を救ったのが幕府目付の小橋貞右衛門(山本亨)と、居酒屋鶴田屋を営む勘助(粟根まこと)お加代(稲森いずみ)夫婦だった。
それから七年。勘助を病で亡くした後、ひとりになったお加代を助けて十三郎は板前の源三郎と名乗り鶴田屋を繁盛させていた。そこに現れたのが火縄の砂吉(橋本じゅん)という盗賊を追っているという御先手組組頭の小橋勝之助(大東駿介)。勝之助が自分の命の恩人・貞右衛門の息子であることを知った十三郎は、彼に手柄を立てさせようと、砂吉が大店で押し込み強盗を企てている情報をつかみ、男まさりの女将のお幸(高田聖子)や女中のおりつ(清水くるみ)が働く大店の呉服屋・丹下屋にみずから潜入することを思いつく……。
放送スケジュール
話数 | タイトル | 放送日 | 時間 |
---|---|---|---|
- | ゲキ×シネ 乱鶯 | 2021年1月24日(日) | |
2021年2月14日(日) |
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
ゲキ×シネ 乱鶯(c)松竹/ヴィレッヂ