「ざとういち(1989)かつしんたろうでぃれくたーずかっと」<4Kでじたるりますたーばん>※2Kだうんこんばーとにてほうそう
「座頭市(1989)勝新太郎ディレクターズカット」<4Kデジタルリマスター版>※2Kダウンコンバートにて放送
勝新太郎、最後の主演にして製作・脚本・監督の4役を務めた映画「座頭市(1989)」。本作には実は、劇場公開後にも関わらず、勝新太郎本人が、さらなる編集直しを施したディレクターズカット版があった!2021年、生誕90年を迎える勝新太郎。その伝説を未来へ語り継ぐべく、時代劇専門チャンネルが4Kデジタルリマスター映像で、いまあらためてお届けする!今回、御覧に入れるのは遡ること約30年、フジテレビにて「特別編」と題してたった一度だけ放送された編集バージョン。 これこそ勝新最後の「座頭市」の、最後の仕事。熱心なファンの中にも「見逃した」「初めて見る」という方が、多々いるに違いない秘蔵版が、最高レベルの画質に生まれ変わってテレビ初放送。渡世に生きるアウトローなれども、不正義は絶対に見逃さず鬼神のごとく瞬殺。そうと思えば愛嬌にあふれ、人懐っこく、弱きものにいつでも寄り添う。そんな強いコントラストが魅力の「市」というキャラクターに、緩急自在の演技力で分身のごとくなりきった勝の芝居を、4Kデジタルリマスターによって、細部の階調まで鮮やかに、そして微細に楽しめる。豪快、天衣無縫に生き、誰より映画を愛した男・勝新。本作は、生き様すべてを伝説にした全身表現者が、27年の長きにわたり取り組んだ「座頭市」の集大成。細かなカットの違いが多数散りばめられ、破天荒なイメージとは裏腹に、作品に最後まで丹念に向き勝の繊細な人柄と情熱が込められている。
あらすじ
牢屋を出たばかりの座頭市(勝新太郎)は、漁師の儀助(三木のり平)の家にやっかいになっていた。その漁村では、跡目を継いだばかりの五右衛門(奥村雄大)が、宿場一体を取り仕切るため八州取締役(陣内孝則)に取り入ろうとしていた。五右衛門一家の賭場で大勝ちした市は、一家に取り囲まれるが、女親分のおはん(樋口可南子)がその場を治める。市は帰り道、一家の刺客に襲われるが、得意の居合い斬りで片付けた。そんな市を五右衛門一家と対立関係にある赤兵衛(内田裕也)は、用心棒として雇う。一方、五右衛門一家が用心棒として雇い入れた浪人(緒形拳)は、かつて市が旅先で知り合い、絵を教えてもらうなど交流を持った人物であった。
放送スケジュール
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2021年5月 月 火 水 木 金 土 日 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
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