はじめての「御宿かわせみ」(KAWASEMI SERIES)

「御宿かわせみ」の原作

「御宿かわせみ」シリーズは、作家・平岩弓枝原作の連作時代小説です。
1973年に連載を開始し、2005年まで30年以上にわたって書き続けられました。(全34巻で完結)
また、2007年より新シリーズ「新・御宿かわせみ」がスタート。現在も文芸誌『オール讀物』で連載が続いています。

「御宿かわせみ」のストーリー

「御宿かわせみ」の舞台は、幕末の江戸末期。黒船が来航し、時代が大きく動き始めようという時代です。
大川端町に建つ旅籠かわせみで、女将を務めている「るい」が主人公です。
物語は、かわせみを訪れる客が持ち込む様々な市井の事件を、与力の弟・東吾と同心の源三郎が解決していく一話完結の捕物帳です。
その折々に、るいと幼なじみの東吾の恋物語が展開します。
また、「新・御宿かわせみ」では、文明開化が始まった明治初頭へと時が流れ、前シリーズのるいと東吾を中心にしたストーリーから、
その子ども世代の物語へと移行していきます。

「御宿かわせみ」の場所

「御宿かわせみ」は、大川(現在の隅田川)の河口にある大川端町に建つ旅籠です。
現在の住所では、永代橋のたもとに位置する中央区新川にあたります。
旅籠は、るいが幼なじみの東吾と夫婦になってから、離れを改装して二人の新居となりました。

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