東芝日曜劇場としてスタートし、現在も放送の続くTBS日曜劇場。
数々の名作を生み出してきた同枠の中から、
単発ドラマとして製作された時代劇作品の数々を大放送!
時代小説の大家原作による、垂涎の時代劇作品をお見逃しなく!
毎月第3・第4日曜 よる7時
リピート放送:9月1日(月)午後2時10分 ほか
出演:勝新太郎/浅丘ルリ子/藤岡琢也/荒木道子/内藤武敏/杉村春子/加藤嘉/浜田寅彦/長浜藤夫/高島敏郎/近松敏夫/浮田左武郎/石島房太郎/松江美琴 ほか
日本橋の呉服店・越前屋の次男に生まれた定次郎(勝新太郎)は、放蕩のあげくに勘当される。その後は、小さな魚屋を営みながら町人長屋で恋女房のおはん(浅丘ルリ子)と仲むつまじく暮らしていた。だが、母・おみち(杉村春子)の気持ちを思いやった異母兄の佐太郎(内藤武敏)が、ある日定次郎を迎えに来た。店に戻ることはおはんと別れることを意味する。定次郎は母・おみちの頼みもあり、身を切られる思いで家に帰る。家には祝宴が用意され、親類達が集まっていた。初めはおとなしく盃を受けていたものの、おはんのことが頭から離れず…。
出演:佐久間良子/山岡久乃/山内明/夏川静枝/加藤武/進士晴久/松江美琴 ほか
来年30歳になる独り身のお幸(佐久間良子)は、貧乏なうえ病気の母・お文(夏川静枝)を抱えて針仕事で細々と暮らす毎日、薬代にも困るほどだった。そんな彼女に日本橋のたび屋の主人・巴屋嘉兵衛(山内明)の世話にならないかとの話がきた。彼女はその申し出を受けるしかなく、母と二人で妾宅に移り住む。嘉兵衛はお幸の不安を察し、指一本触れずに酒を飲んで帰るだけの半年が過ぎた。そんな嘉兵衛の人柄に段々と魅かれるお幸は、彼から金や物だけ与えられる関係が不満になり、かえって辛くなってしまう。年が明けたある日、嘉兵衛はお幸にあでやかな振り袖を贈った。そこでお幸は激しく泣き崩れてしまった。足袋店の妻が三十で着る振袖。しかし、嘉兵衛の本心は…。
出演:十七代目中村勘三郎/池内淳子/仲谷昇/伊志井寛/佐野浅夫/加藤武/森健二/加藤嘉/市村昌治/中村三左エ門/光枝明彦/藤岡重慶/大沢真吾/大鹿次代/石崎恵美子/安芸秀子/近江俊輔 ほか
横綱になる夢を持っていた相撲取りの駒形茂兵衛は、一文無しで困っていたところを安孫子屋のお蔦(池内淳子)に金を恵んでもらい助けられる。それから10年、ヤクザに落ちぶれてしまった茂兵衛だったが、お蔦に恩返しを果たすことは諦めきれなかった。やがてお蔦と再会を果たすが、そこに死んだはずの夫・辰三郎(仲谷昇)が現れる…。
出演:十七代目中村勘三郎/長谷川裕見子/宗方勝巳/月森一蔵/波野久里子(波乃久里子)/青柳美枝子/柳永二郎/山田巳之助/井上千枝子/石崎恵美子 ほか
日野来助(中村勘三郎)は長崎奉行所でポルトガル語の通辞をしていた。長男の新太郎の恋人・梢が南蛮人に手込めにされたことを知った来助は結婚を反対し、そのことが原因で梢は自殺してしまう。それをきっかけに親子関係は最悪の状態になる。あげく来助は次男・栄二郎をも勘当したので、新太郎や妹のはつも一緒に家を出て行ってしまった。さらに勘当された次男が始めた米屋が繁盛し、妻のくめ(長谷川裕見子)までもが家を出ていく羽目になる。とうとう一人で孤独な毎日を送ることになった来助だったが、そんな時、門前に置き去りにされた子を発見し、自分の孫として育てることにする。
出演:植木等/田村寿子/御木本伸介/佐藤オリエ/前田昌明/西沢利明/浮田左武郎/高橋正夫/有田正明/中島元/八木啓子/芹川洋/和久井節緒/永井柳太郎/鈴木勇作/森田昌宏/尾田義男 ほか
六兵衛(植木等)は近所で評判の臆病者。いつもかね(田村寿子)に「いつまでたっても十石三人扶持」と発破をかけられている。その六兵衛が上意討の追っ手を自ら名乗り出る。相手は剣の達人、仁藤昂軒。まともに討ちあっては勝ち目がないと、卑怯だが昂軒の行く先々でひとごろしと叫ぶ作戦に出た…。
出演:十七代目 中村勘三郎/森光子/佐野浅夫/一の宮あつ子/有田正明/中村勘五郎/中村清五郎/浜木綿子/森本健介/金長晴子/斉藤千恵子/河津清三郎/市川子団次/山本学/波乃久里子/大鹿次代/神田隆/杉村春子 ほか
林中(中村勘三郎)は、先代の妻・常子(杉村春子)と親子の盃を交わし、11代目常盤津小文字となった。林中は妻のすず(森光子)とともに、常子のいる家元の家に移り住む。しかし常子は親子の縁をタテに林中に言い寄り始めた。常盤津を世に広めることだけを考えている林中の胸中を知るすずは、常子の常識はずれの言動にもじっと耐えていた。しかし、林中に愛を拒まれた常子は、急に態度を変えて林中が常子に言い寄ったと主張し始める。
出演:十七代目 中村勘三郎/森光子/佐野浅夫/一の宮あつ子/有田正明/中村勘五郎/中村清五郎/浜木綿子/森本健介/金長晴子/斉藤千恵子/河津清三郎/市川子団次/山本学/波乃久里子/大鹿次代/神田隆/杉村春子 ほか
妻・すず(森光子)を東京に残し、林中(中村勘三郎)は盛岡にやって来た。そこへ常磐津びいきの芸者屋「梅乃井」の女将・おせき(一の宮あつ子)が芸者たちの稽古を頼んできた。梅乃井に腰を落ち着けた林中は東京に残したすずを呼び寄せようと弟子の米吉(市川子団子)を使いに出すが、すずは林中の修行の邪魔になると考え、盛岡に行こうとはしなかった。その後、米吉を東京に帰し、一人で修行を積むことにした孤独な林中に芸者のみよじは想いを寄せる。ある日九代目の成田屋から林中の語りで歌舞伎座の舞台を踏みたいとの依頼が舞い込むが、素直に応じることができない林中の元へすずがやって来た。
出演:勝新太郎/浅丘ルリ子/藤岡琢也/荒木道子/内藤武敏/杉村春子/加藤嘉/浜田寅彦/長浜藤夫/高島敏郎/近松敏夫/浮田左武郎/石島房太郎/松江美琴 ほか
日本橋の呉服店・越前屋の次男に生まれた定次郎(勝新太郎)は、放蕩のあげくに勘当される。その後は、小さな魚屋を営みながら町人長屋で恋女房のおはん(浅丘ルリ子)と仲むつまじく暮らしていた。だが、母・おみち(杉村春子)の気持ちを思いやった異母兄の佐太郎(内藤武敏)が、ある日定次郎を迎えに来た。店に戻ることはおはんと別れることを意味する。定次郎は母・おみちの頼みもあり、身を切られる思いで家に帰る。家には祝宴が用意され、親類達が集まっていた。初めはおとなしく盃を受けていたものの、おはんのことが頭から離れず…。
出演:佐久間良子/山岡久乃/山内明/夏川静枝/加藤武/進士晴久/松江美琴 ほか
来年30歳になる独り身のお幸(佐久間良子)は、貧乏なうえ病気の母・お文(夏川静枝)を抱えて針仕事で細々と暮らす毎日、薬代にも困るほどだった。そんな彼女に日本橋のたび屋の主人・巴屋嘉兵衛(山内明)の世話にならないかとの話がきた。彼女はその申し出を受けるしかなく、母と二人で妾宅に移り住む。嘉兵衛はお幸の不安を察し、指一本触れずに酒を飲んで帰るだけの半年が過ぎた。そんな嘉兵衛の人柄に段々と魅かれるお幸は、彼から金や物だけ与えられる関係が不満になり、かえって辛くなってしまう。年が明けたある日、嘉兵衛はお幸にあでやかな振り袖を贈った。そこでお幸は激しく泣き崩れてしまった。足袋店の妻が三十で着る振袖。しかし、嘉兵衛の本心は…。