“劇画家”さいとう・たかを。
“劇画”という新たなジャンルを確立させたエンターテインメント職人の天才。
彼が世に送り出した数々の作品の中から実写化された時代劇2作品をさいとう・たかをの誕生月でもある11月に放送！！

11月3日（金・祝）午後2時 ほか

さいとう・たかを
1936年11月3日、和歌山県生まれ、大阪で育つ。
幼少期から絵が好きで、理髪師をしながら17歳で描いた『空気男爵』でデビュー。その後、上京し、仲間と「劇画工房」を結成。大人の鑑賞に堪えうる「劇画」を定着させた、劇画界の代表人物である。「さいとう・プロダクション」を設立し、分業制を取り入れた体制を確立。1968年連載開始の『ゴルゴ13』は、「最も発行巻数が多い単一漫画」として、2021年に世界ギネス記録に認定された。その他の代表作に『台風五郎』『無用ノ介』『デビルキング』『バロム・1』『影狩り』『曇盗り暫平』『サバイバル』『劇画・小説吉田学校』『仕掛人 藤枝梅安』『鬼平犯科帳』『剣客商売』など多数。1976年に小学館漫画賞受賞、2003年に紫綬褒章、2010年に旭日小綬章受章。2021年9月24日、死去。