新着ニュース

2022.09.09 【訃報】映画監督・脚本家の小林政広さんが亡くなられました(享年68)

「バッシング」「海辺のリア」「果し合い」などの作品で国内外で活躍した映画監督・脚本家の小林政広さんが8月20日に亡くなられました。68歳でした。

東京都出身。フォーク歌手として活動後、脚本家を経て1997年に自主製作映画「CLOSING TIME」で監督デビュー。
1999年「海賊版=BOOTLEG FILM」、2000年「KOROSHI/殺し」、
2001年「歩く、人」と、3年連続でカンヌ国際映画祭に出品し国際的な評価を一気に高めました。

その後も2005年、イラクで起きた日本人人質事件に着想を得た「バッシング」がカンヌ国際映画祭コンペティション部門出品後、東京フィルメックスで最高賞を受賞。
2007年には監督・脚本・主演を務めた「愛の予感」が、スイス・ロカルノ国際映画祭で最高賞の金豹賞はじめ4賞同時受賞する快挙を果たしました。

2010年「春との旅」、2013年「日本の悲劇」、2017年「海辺のリア」と、
近年は仲代達矢さん主演による「老い」をテーマにした監督作品を3度にわたり手掛け話題となりました。

1994年「これでいいのだ」、2016年「立花登青春手控え」などドラマ・映画の脚本家としても活躍し、
当社制作による藤沢周平原作のオリジナル時代劇「果し合い」(2015・杉田成道監督・仲代達矢主演)、
「小さな橋で」(2017・杉田成道監督・松雪泰子主演)、「帰郷」(2020・杉田成道監督・仲代達矢主演)でも脚本をご担当いただきました。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

img
時代劇専門チャンネルお客様窓口
時代劇専門チャンネルお客様窓口
姉妹チャンネル 日本映画専門チャンネル 日本映画専門チャンネル

キャンペーン・PR

  • スカパー!
  • スカパー!プレミアムサービス
  • J:COMタブレット端末実質0円
  • ひかりTV新規加入キャンペーン