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ペリー荻野によるスペシャルコラム「旭ジャーナル」

旭ジャーナル

 

■第2回 「自然との闘い」

photo 時代劇の撮影は、自然環境に大きく影響を受けるもの。当チャンネルで放送された栗塚さんのインタビューは、風光明媚な嵐山で撮影されたが、その際、栗塚さんが語り始めると「カー!」、インタビュアーの野間さんが言葉を出すと、「カー!」。現場のすぐ頭上でしきりにカラスの鳴き声が。巣立ち前の子カラスのようでスタッフが音を出し脅しても飛び立つ気配もない。栗塚さんは気分を害されるのかと思いきや「カラスも僕たちの話を聞きたいんだね。こどもだから仕方ないよ」と、ゆったりおとなの対応であった。

 時代劇の撮影の大敵は実は「セミ」。冬のシーンなどに鳴き声が入っては大変だが、「新選血風録」の現場では平気だった。

「このドラマではセリフはオールアフレコだからね。セミの声も飛行機の音も関係ないから、芝居がよければ『ハイ、OK』『ハイ、OK』と進んでいました」

 音には強い「新選組」だったが、他の生き物には泣かされたという。

「当時の太秦は今のように住宅地ではなくて、自然が豊富だったし、京都は少し郊外に出れば、山も竹林も多い。当時はテレビより映画の撮影優先でスタジオを使っていたから、当然、僕らはロケが多い。木立に隠れてじっとするシーンでは、虫が多くて大変でね(笑)。やぶ蚊に刺されるのはもちろん、山中ではトイレもないから、すみで用を足すんだけど、足元にムカデがわーっときたこともありますよ。身近なところにヘビもいるし、ハチもいるし。ロケは自然との闘いでした」

※次回は8/15を予定しております。

連作コラム「ペリーのちょんまげ」でお馴染み
ペリー荻野プロフィール

1962年愛知県生まれ。大学在学中よりラジオのパーソナリティ兼原稿書きを始める。
「anan」「ひよこクラブ」で女性向けのエッセイ、毎日新聞、産経新聞ビデオサロン、「じゃらん」等では時代劇コラムを連載中。史上初の時代劇主題歌CD「ちょんまげ天国」(ソニーミュージックダイレクト)をプロデュース。TBSラジオにもレギュラー番組を持つなど時代劇ブームの仕掛け人となる。
著書「チョンマゲ天国」(ベネッセ)、「コモチのキモチ」(ベネッセ)、「みんなのテレビ時代劇」(共著・アスペクト)。「ペリーが来りてほら貝を吹く」(朝日ソノラマ)。最新刊は月刊誌「ビデオサロン」(玄光社)に連載中のエッセイ"ちょんまげ漫遊記"を加筆した。「ちょんまげ八百八町」(玄光社MOOK)。当チャンネルのインタビュアーとしても活躍中。

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