2月8日(土)に独占初放送となる「鬼平犯科帳 老盗の夢」で、稀代の大盗賊・蓑火の喜之助に扮した橋爪功が、これまでに主演・出演したオリジナル時代劇をお届け!
2月2日(日)ひる1時から 3作品連続放送 ほか
出演:橋爪功/國村隼/若村麻由美/益岡徹/山田純大/高橋光臣/福本清三/寺田農 ほか
時は宝暦の江戸。盗賊・桑飼の弥右衛門一党の駒吉(高橋光臣)と松蔵(加治将樹)は、仲間に裏切られて命を狙われ、上方に逃亡した末、「これからは、赤の他人。どこか道で行き会っても知らない者同士」と約束し、追分で右と左にきっぱり別れる。それから35年が経った寛政3年2月。小間物屋の井筒屋徳兵衛(橋爪功)と名を変えた駒吉は、江戸・深川で年の離れた女房のおもん(若村麻由美)と堅気として平穏な日々を送っていた。そんなある日、駒吉は松蔵(國村隼)と再会する。お互いに今の身の上を隠したまま、酒を酌み交わし、昔話をするうち、松蔵が「井筒屋の主人の徳兵衛を殺してくれと頼まれている」と語る……。
出演:橋爪功/臼田あさ美/波岡一喜/大路恵美/吉村涼/今里真/鶴田忍/田山涼成/岩松了/杉本哲太 ほか
壺振り師の弥平は、親分を裏切ったほとぼりを冷まそうとしばらく江戸を離れていた。しかし老境に差しかかり、住み慣れた土地への郷愁にかられ、決死の覚悟で再び江戸へと橋を渡った。 江戸に舞い戻ったその日、弥平はとある女郎屋の前で、夕焼けを眺めるおさよという女と出会う。おさよは小間物屋を開いた夫の借金の形として自ら身を売った女だった。亡くした女房とどこか重なるおさよが気になった弥平は、後日、おさよの夫と子供が暮らすという長屋を訪ねる。だが、そこで見たのは、働きもせず博打に明け暮れる不実な夫の姿だった。
出演:瑛太(現・永山瑛太)/緒形直人/大地康雄/中村蒼/蓮佛美沙子/高橋和也/石橋静河/津嘉山正種/中村嘉葎雄/橋爪功
逢魔(おうま)が刻(とき)それは、黄昏―。人の顔は闇に溶け、静けさが街を支配する一瞬の時間。江戸時代、人々は、魑魅魍魎が蠢(うごめ)くと言われるその時刻を畏れをもって迎えた・・・初秋の頃、江戸・深川。闇の世界で日々の糧を得る佐之助は、行きつけの酒亭おかめで、謎の男・伊兵衛と出会う。「儲け話があるんですよ。一口、乗っちゃくれませんか」危険な匂いを感じ、席を蹴る佐之助。同じ頃、ふとしたきっかけでおくみという女と暮らすことに・・・。彼女との未来に仄かな希望を抱く佐之助は、やがて伊兵衛の誘いに乗る。しかし、仲間となる男たちは、浪人、若旦那、白髪の老人―いつもおかめで顔を合わせながら、口を聞いたこともない男たちだった・・・佐之助らいずれも押し込みなどしたことがない素人四人。そして、伊兵衛。―狙うのは、逢魔が刻、さる商家に眠る七百両。回りだす闇の歯車。しかし―それぞれを取り巻く女たちをも巻き込んで、彼らの人生の歯車は静かに狂い始める・・・。