けんかくしょうばいすぺしゃる すけだち
剣客商売スペシャル 助太刀
2004年末、レギュラー枠から離れて製作された初のスペシャル版。小兵衛と大治郎、善蔵と忠兵衛、二組の親子を通じて、剣の道の厳しさを描くシリーズきってのハードボイルド編。藤田まことと蟹江敬三、ベテラン同士のぶつかり合いが重厚なドラマを支える。監督は大映出身のベテラン・井上昭が手がけ、クレーンを使ってのラストの立ち回りは、映画にも引けを取らない迫力の映像となっており、必見だ。
あらすじ
江戸時代中期、老中・田沼意次(平幹二朗)の権勢はなやかなりし頃。江戸で屈指の名人とうたわれた無外流の達人・秋山小兵衛(藤田まこと)は、40歳年下の若い娘・おはる(小林綾子)を妻に娶って、悠々自適の隠居生活を送っていた。ある日、小兵衛はかつての剣友・酒井善蔵(蟹江敬三)との再会を果たす。善蔵は大病を患って道場を閉めていたが、娘婿の忠兵衛(山田純大)が道場を再興し、ようやく幸せな日々を取り戻したのであった。その頃、小兵衛の息子・大治郎(山口馬木也)は、林牛之助(益岡徹)と出会い、その人柄にひかれる。林は父の仇を討たんとする中島伊織(石田法嗣)の後見人を務めており、大治郎は二人を思って仇を探し出すが、その相手とは以外なことに忠兵衛であった。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
剣客商売スペシャル 助太刀(C)松竹