にんぎょうさしちとりものちょう さしちいちばんてがら
人形佐七捕物帳 佐七一番手柄
『銭形平次』、『半七捕物帳』と並ぶ、三大捕物帳のひとつ、横溝正史の『人形佐七捕物帳』をテレビドラマ化。横溝らしいスリリングな展開で、事件の核心へと迫っていく様は圧巻である。佐七は、これまでにも映画、テレビで若山富三郎、嵐寛寿郎、片岡孝夫(現・片岡仁左衛門)、林与一、松方弘樹など多数のスターが演じているが、本作では堤大二郎が、沈着冷静かつ、義理人情に厚い佐七を熱演した。
あらすじ
神田お玉が池の佐七(堤大二郎)は、人形のようないい男と評判の岡っ引きだが、年若く、これという手柄もないため<人形佐七親分>と呼ばれるには、まだ早かった。ある夜、江戸で火事が起こった。翌日、下手人として材木問屋・松代屋喜左衛門(勝部演之)が北町奉行所へ引っ立てられた。松代屋が材木の値をつり上げるために火を放ったと奉行所に投げ文があったのだ。だが北町奉行所与力・神崎甚五郎(林与一)は松代屋へ恨みを抱く者の仕業ではないかと睨んだ。神崎の命を受けて佐七は下っ引きの辰五郎(西山浩司)を連れて、その身辺を当たるが…。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
人形佐七捕物帳 佐七一番手柄(C)ユニオン映画