ゆうげき / えいがかんとく なかじまさだお
遊撃 / 映画監督 中島貞夫
京都を拠点に時代劇映画やヤクザ映画など数多くの作品を手掛け、2023年6月に逝去された中島貞夫監督。2019年公開の映画『多十郎殉愛記』が、惜しくも遺作となりました。この作品は、中島監督が自身を育ててくれた東映京都撮影所のため、京都の映画作りの伝統を残すため、20年ぶりにメガホンをとったちゃんばら時代劇。当時83歳だった中島監督とキャスト・スタッフたちによる覇気あふれる映画作りの過程を追ったドキュメンタリーを、在りし日の名匠を偲び、チャンネルで放送。“ちゃんばら”に懸けるキャスト・スタッフの奮闘とともに、監督の友人である倉本聰(脚本家)や、かつての仕事仲間である荒木一郎(俳優/作家/歌手)、三島ゆり子(女優)、橘麻紀(女優/歌手)、高田宏治(脚本家)、教え子の熊切和嘉(映画監督)らによる言葉たちと共に、名匠の横顔が綴られていく。京都国際映画祭2021、大阪アジアン映画祭2022で上映されて喝采を浴びたドキュメンタリーを、ぜひお楽しみください。
あらすじ
数々の傑作映画を生み出してきた映画監督・中島貞夫。監督として育ててくれた東映京都撮影所のため、京都の映画作りの伝統をのこすため、20年ぶりにメガホンをとったちゃんばら時代劇『多十郎殉愛記』の撮影が始まる。気合十分、準備OK。だけど、そんなにうまくは進まない―。2018年の東映京都撮影所を舞台に繰り広げられていく中島監督(当時83歳)とキャスト・スタッフたちによる覇気あふれる映画作りと、友人、仕事仲間、教え子らによる言葉と共に綴られていく、ひとりの映画監督の愛すべきポートレイト。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
遊撃 / 映画監督 中島貞夫(C)2022「遊撃 / 映画監督 中島貞夫」製作委員会