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INTRODUCTION〜イントロダクション〜

  • 藤沢周平
  • 藤沢周平が残した数多くの時代小説の中から
    珠玉の4作品を映像化。

    2011年から、オリジナル本格時代劇を企画・制作しつづける時代劇専門チャンネルが、今年は4人の名優を主役に、放送はBSスカパー・時代劇専門チャンネル・スカパー4K 総合・BSフジと、各局を横断するメディアミックス・コラボレーションを実現。制作は松竹・東映の2社にわたって時代劇の粋を集め、長時間スペシャルと一時間ものを組み合わせた1話完結の4作品シリーズとしてお届けする大型企画です。

    下級武士を題材にした武家もの、江戸の町民のひたむきな人生を描いた市井もの、実在した人物や出来事に深く迫る伝記小説など、数多くの時代小説を残し、時代を超えて今もなお愛され続ける藤沢周平の世界。誰もがその魅力にふれ、時代劇そのものの素晴らしさを味わっていただけるよう、これまでにない時代劇の制作に挑戦していきます。

出演者

  • 仲代 達矢
    主演 仲代達矢 監督 杉田成道 「果し合い」

    6月18日(日)よる7時/受賞記念! 6月1日(水)よる9時

  • 檀 れい
    主演 檀れい 監督 井上昭 「遅いしあわせ」

    6月25日(日)よる7時

  • 中村 梅雀
    主演 中村梅雀 監督 井上昭 「冬の日」

    6月25日(日)よる8時

  • 北大路 欣也
    主演 北大路欣也 監督 山下智彦 「三屋清左衛門残日録」

    6月10日(土)よる7時/6月17日(土)午後5時

NEW YORK FESTIVALS WORLD'S BEST TV & FILMS Drama Special 部門 Gold World Medal(金賞)受賞!

果し合い

愛のために身を捨てる、老いた下級武士の物語。

あらすじ

庄司佐之助は、兄が家督を継いだ庄司家の部屋住みとして生涯の大半を過ごした。いわゆる厄介者である。そんな彼の相手をし、面倒をみるのは甥の娘、美也のみ。ある日、美也は大叔父である佐之助に自分の縁談の相談を持ちかける。想う相手に嫁ぎたいが、両親は家柄の良い男を押しつけるのだと。結局断りはしたものの、怒った縁談の相手は、美也が想いを寄せる男に果し合いを申し込む。それを聞いた佐之助は、美也の窮地を救うため刀を手にする…。

武家もの「果し合い」や表題作のほか、「雪明り」「闇の顔」など貧しくとも懸命に生きる庶民や下級武士を主人公に、哀歓と人情味豊かに描く短篇7話を収録。「果し合い」新潮文庫『時雨のあと』所収

キャスト

  • 庄司佐之助(仲代 達矢)
  • 美也(桜庭 ななみ)
  • 牧江(徳永 えり)
  • 庄司佐之助 過去(進藤 健太郎)
  • 松崎信次郎(柳下 大)
  • 縄手 達之助(高橋 龍輝)
  • みち(松浦 唯)
  • 黒川(矢島 健一)
  • 庄司弥兵衛(益岡 徹)
  • 多津(原田 美枝子)

スタッフ

  • 脚本・小林 政広

    1954年1月6日生まれ。
    東京都出身。映画監督、脚本家。

    主な監督作品
    • 『バッシング』(2005)
    • 『愛の予感』(2007)
    • 『春との旅』(2010)
    • 『日本の悲劇』(2012)
  • 監督・杉田 成道

    1943年10月5日生まれ。
    愛知県出身。演出家、映画監督。

    主なドラマ作品
    • 『北の国から』シリーズ
      (1981~2002)
    • 『君は海を見たか』(1982)
    • 『優駿 ORACION』
      (1988年)
    • 『ラストソング』(1994年)
    • 『最後の忠臣蔵』(2010年)
  • 音楽・加古 隆

    1947年1月31日生まれ。
    大阪府出身。作曲家、ピアニスト。

    主な映像作品
    • 「NHKスペシャル 映像の世紀」(1995年)
    • 「阿弥陀堂だより」(2002年)
    • 「博士の愛した数式」(2006年)
    • 『最後の忠臣蔵」(2010年)
    • 『蜩ノ記」(2014年)

遅いしあわせ

愚弟に翻弄される女と、ひそやかな純愛の記。

あらすじ

小料理屋で働くおもんには弟がいる。どうしようもないやくざな弟で、嫁入り先の蕎麦屋にまで金の無心に来たために、離縁された過去すらある。そんなおもんの最近のひそかな楽しみは、小料理屋に桶職人の重吉が食べに来ること。だが、弟がまた厄介を持ち込んできた。賭場の金を三十両も使い込んでしまったらしく、おもんは店にやって来たやくざ達に連れて行かれ、そのかたに売られそうになってしまう…。

運命に翻弄されながらも強く生きる市井の人々を描く、珠玉の短篇集。「贈り物」「うしろ姿」「人殺し」「朝焼け」「遅いしあわせ」「運の尽き」「捨てた女」「泣かない女」などの10篇を収める。 「遅いしあわせ」新潮文庫『驟り雨』(はしりあめ)所収

キャスト

  • おもん(檀 れい)
  • 重吉(加藤 雅也)
  • 栄次(柄本 佑)
  • おまち(藤吉 久美子)
  • 辰蔵(酒井 敏也)
  • 仙蔵(螢 雪次朗)
  • 仁兵衛(本田 博太郎)

スタッフ

  • 脚本・中村 努

    ’33年、富山県出身。
    「大殺陣 雄呂血」(’66年)、「座頭市」(’89年・共同脚本)など時代劇を中心に活躍する一方、「あ・うん」(’89年)では、第13回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞している。

  • 監督・井上 昭

    ’28年、京都府出身。「座頭市二段斬り」(’65年)、「眠狂四郎多情剣」(’66年)や、テレビ時代劇「御家人斬九郎」、時代劇専門チャンネルとスカパー!によるオリジナル本格時代劇「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」などを手掛ける。

冬の日

ひとりの女の姿に、時の流れを想う夜。

あらすじ

しんしんと冷えきった江戸の町。仕事帰りの清次郎は、胴ぶるいしながら家路へと急ぐ。しかし、あまりの寒さに居酒屋へと駆け込んだ清次郎は、そこで働く厚化粧の女に目を止めた。その女は、かつて清次郎が幼かったころ、父を亡くし貧しかった母とともに厄介になった店の娘、おいしに違いない。見る影もなくなるほど身を持ち崩した彼女に、これまで一体何があったのか。清次郎の心は揺れていた…。

「冬の日」文春文庫『花のあと』所収 表題作である武家ものの「花のあと」のほか、「冬の日」含め「鬼ごっこ」「雪間草」「寒い灯」「疑惑」「旅の誘い」「悪癖」などの市井もの 8篇を収めた藤沢周平円熟期の秀作短篇集。

キャスト

スタッフ

  • 脚本・中村 努

    ’33年、富山県出身。
    「大殺陣 雄呂血」(’66年)、「座頭市」(’89年・共同脚本)など時代劇を中心に活躍する一方、「あ・うん」(’89年)では、第13回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞している。

  • 監督・井上 昭

    ’28年、京都府出身。「座頭市二段斬り」(’65年)、「眠狂四郎多情剣」(’66年)や、テレビ時代劇「御家人斬九郎」、時代劇専門チャンネルとスカパー!によるオリジナル本格時代劇「鬼平外伝 夜兎の角右衛門」などを手掛ける。

三屋清左衛門残日録

隠居した前藩主用人の終わりなき事件簿。

あらすじ

東北の小藩で前藩主の用人をつとめた三屋清左衛門は、家督を息子に譲り、離れに起臥する隠居の身。悠々自適の生活を望んでの隠居であったはずが、世間から隔絶されてしまったような寂寞感が襲う …。そんな寂寥の日々も束の間、清左衛門のもとには、親友の町奉行・佐伯熊太らから、種々の事件が舞い込んでくるように。隠居の身の気軽さから、事件解決に奔走する清左衛門であったが、段々と藩を二分する政争に巻き込まれてゆく…。

原作紹介 『三屋清左衛門残日録』 文春文庫刊 −−日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ−−先代藩主の死去にともない隠居となった三屋清左衛門は、「残日録」と自ら名付けた日記を書き始める。老いゆく日々の出来事を、深い味わいで描く傑作長篇小説。

キャスト

スタッフ

  • 脚本・ちゃき克彰

    ’45年、北海道出身。
    テレビ時代劇「江戸捜査指令」、「吉宗評判記 暴れん坊将軍」などを手掛ける一方、「刑事物語3潮騒の詩」(’84年)、「刑事物語4くろしおの詩」(’85年)など映画作品でも活躍。

  • 監督・山下智彦

    ’64年、京都府出身。「陽炎 3」(’97年)、「大奥」(’06年)などの時代劇映画や「必殺仕事人 2009」、「雲霧仁左衛門」、「妻はくノ一」などテレビ時代劇を多数手掛けている。

藤沢周平の生涯

  • 生い立ち〜中学校教師時代

    ’27年、山形県の黄金村(現在の鶴岡市)という農村に出生。子供のころは遊びと読書に夢中であったという。やがて教職を志し、山形師範学校に入学。乱読と映画三昧の日々を送る。卒業後、隣村の湯田川中学校教師に。国語、社会を教えた。

  • 藤沢周平
  • 藤沢周平
  • 療養生活・「海坂」へ投句したころ

    ’51年、教師生活2年の終わりに肺結核を患い、半年の入院と自宅療養を経て東京・東村山の篠田病院に入院。安静時間の2時間以外は自由であったため、ギター、花札、落語、そして俳誌「海坂」への投句に励む。本人曰く「療養所は、私にとって一種の大学だったと思う」。

  • 業界紙記者から作家生活へ

    5年半の闘病ののち、東京の業界紙に就職し、31歳で同郷の三浦悦子と結婚。時代小説雑誌へ寄稿をはじめる。35歳で一人娘の展子を授かるも、生後8ヶ月の子を残し、妻が他界。翌年からオール讀物新人賞への投稿をはじめ、’71年「溟い海」で同賞を受賞する。’69年、高澤和子と再婚。

  • 藤沢周平
  • 藤沢周平
  • 直木賞受賞〜第一線の作家として

    オール讀物新人賞受賞からわずか2ヶ月、「溟い海」で直木賞候補に。その後、候補に挙がること4度目にして「暗殺の年輪」で晴れて受賞。翌年、46歳で会社を辞め、作家活動に専念。架空の小藩「海坂藩」を舞台に下級武士の哀歓を描くなど、文学史に残る数々の名作を生み続けた。’97年逝去。

藤沢文学の世界

巧みな物語展開と静謐な筆の運び、
普通に生きる人間たちへの情に溢れた、藤沢文学の全て。

  • 武家もの・歴史小説

    私が書く武家物の小説の主人公たちは、大ていは浪人者、勤め持ちの中でも薄禄の下級武士、あるいは家の中の待遇が、長男とは格段の差がある次、三男などである。——「『美徳』の敬遠」より——
    藤沢本人がそう認めているように、物語に描かれる人物の多くは、決して社会の主流派ではなく、どちらかといえば傍流にいる人々である。その切なさや儚さこそが、時代を超えて人々の心に訴えかける藤沢文学の魅力の源泉であるといえる。

  • 市井もの

    市井小説はただのひとの物語であり、時代が違うだけでわれわれの物語でもある。——「『海鳴り』の執筆を終えて」より——
    藤沢は、自身の文学世界の中核のひとつともいえる「市井もの」に対して、こんな言葉を残している。何気ない日常の一場面、町を行き交う名もなき人々、変わることのない日々の営み、胸のうちに秘められた行き場のない想い。その慎ましさ、ささやかさが、今を生きる人々の胸に、さりげなくふれる。

  • 伝記小説

    私なりに一茶を手がかりに、人間存在のとき得ない謎を手探りしてみたい——「一茶という人」より——
    なぜ、すでに書き尽くされた小林一茶という人物の伝記に取り組むのか、という自問に対し、藤沢はこんな想いを綴っている。実在した人物に入りこみ、その胸のうちを描きだすことにより、読者は遠い昔の出来事を身近に感じることができる。

  • エッセイ・俳句など

    時には小説の中からでなく、日常の言葉でじかに読者に話しかけてもいいのではなかろうか。——『周平独言』あとがきより——
    藤沢のエッセイには自分に興味を持ってくれる人にこたえたいという気持ちが表れている。また俳句などには、小説よりも私的な感情や心に残った風景が描かれており、印象に残る言葉が多い。

    • 一茶

      • 一茶
      • 文春文庫刊。生涯二万句に及ぶ作品を遺した俳聖の意外な一面とその生涯を描き出す。

    • 漆の実のみのる国

      • 漆の実のみのる国
      • 文春文庫刊。藩政改革に心血を注ぐ、上杉鷹山と執政たちの哀しみや孤独を澄明に描く長篇。

    • 半生の記

      • 半生の記
      • 文春文庫刊。自身を語ることが稀だった藤沢が、生い立ちや郷里への想いを詳らかにする。

    • ふるさとへ廻る六部は

      • ふるさとへ廻る六部は
      • 新潮文庫刊。故郷への思い、創作の秘密、自伝随想までを収めた文庫オリジナルエッセイ集。

藤沢周平新ドラマシリーズ原作小説を読むならコチラ

藤沢周平その作品ゆかりの地案内

鶴岡市立藤沢周平記念館

藤沢周平の自筆原稿や愛用品を展示するほか自宅書斎を移築再現し、藤沢文学の作品世界を深く味わうことができる。
所在地:山形県鶴岡市馬場町4番6号(鶴岡公園内)
連絡先:0235-29-1880
鶴岡市立藤沢周平記念館 公式サイト

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藤沢周平が愛した鶴岡は作品にさまざまな形で姿を見せる。城下町の風情を色濃く残す鶴岡には藤沢作品を想起させる案内板が設置され、訪れる人を小説の舞台へと誘う。⇒詳しくは山形県鶴岡市観光連盟まで。