きへいたい だいいちぶ きょうらくのはなにまう ―けっきのしょう―
奇兵隊 第一部 京洛の花に舞う ―決起の章―
奇兵隊を組織し、明治維新を成功に導いた高杉晋作。29歳という若さで志半ばに散っていった彼を主人公に、幕末の動乱に翻弄される若き武士たちの波瀾の人生を描く日本テレビ年末時代劇スペシャルの第5弾!ドラマ最大の戦いとなった禁門の変のシーンでは、1500万円かけて制作した蛤御門を一気に爆破するなど、臨場感あふれるシーンが連続。晋作を演じる松平健も出家シーンのために剃髪、馬上の戦い、晋作の病状とともに減量するなど、鬼気迫る演技が好評を得た。
あらすじ
1853年の黒船来航以来、200年間鎖国していた日本国内では尊皇攘夷、公武合体、開国、倒幕と様々な議論が起こり、幕藩体制は揺らいでいた。長州藩士・高杉晋作(松平健)は幕府の軍艦で視察に赴く。そこでヨーロッパ列強に支配された植民地状態の上海を見た高杉は自国の危機を察知。しかし激動の時代にあって、尊王攘夷派の志士達と新撰組の対立、薩長関係は緊張、長州征伐、さらに藩内での対立と長い冬の時代が続く。長州藩には、幕末から明治にかけて、桂小五郎[のちの木戸孝允](中村雅俊)、村田蔵六(片岡鶴太郎)、伊藤俊輔[のちの博文](堤大二郎)、久坂玄瑞(永島敏行)ら近代日本の基礎を築いた優秀な人材が多くいた。これら高杉晋作を始めとする若き志士が藩内を掌握してから急激な近代化がはじまる。中でも晋作が結成した「奇兵隊」は、四民の身分の分け隔てない軍隊として、村田蔵六指揮の下、奇兵隊は八面六臂の大活躍を果たすのだが、晋作の身体を病魔が蝕みつつあった…。
放送スケジュール
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奇兵隊 第一部 京洛の花に舞う ―決起の章―(C)ユニオン映画