たけだしんげん そうしゅうへん だいよんかい にじゅうのし
武田信玄 総集編 第四回 二重の死
大河ドラマ第26作。群雄割拠の戦国時代、“甲斐の虎”と讃えられ戦国最強とも呼ばれた武将・武田信玄の激動の生涯を描いた大河ドラマの傑作。終生の好敵手・上杉謙信との川中島での死闘をはじめ、今川義元、北条氏康、織田信長、徳川家康といった並み居る武将たちとの闘いの数々をダイナミックに描き出す。主演は、当時25歳にして大河ドラマ初出演の中井貴一。彼が打ち立てた、剃髪しない細身のシルエットの新しい信玄像が人気を博し、その視聴率は、前年の「独眼竜政宗」に次ぐ大河ドラマ史上2位という記録を叩き出す。また、毎話を締めくくる「今宵はここまでに致しとうござりまする」という若尾文子の語りが、その年の流行語大賞を受賞している。「義」を重んじ、自身を毘沙門天の生まれ変わりと信じ、まるでそれが乗り移ったかのように激しい上杉謙信を、誇り高く柴田恭兵が演じる!
あらすじ
天文5年。甲斐の国主・武田信虎(平幹二朗)の嫡男・晴信(真木蔵人)は、初陣を飾るも父から罵倒され、確執が生まれる。信虎の命で公家・三条家の姫(紺野美沙子)を妻に娶った晴信だったが、父との対立は深まっていく。天文10年、領民を苦しめる父・信虎を追放し、山本勘助(西田敏行)を家臣に加えた晴信(中井貴一)は、隣国・信濃の平定を目指す。諏訪頼重(坂東八十助)を討ち取り、その娘・湖衣姫(南野陽子)を側室にした晴信だったが、天文18年、上田原の戦いで村上義清(上條恒彦)に破れ、重臣の板垣信方(菅原文太)や甘利虎泰(本郷功次郎)を失う。天文22年、葛尾城に籠もる義清を追い払った晴信だったが、越後の守護代・長尾景虎(柴田恭兵)が、信濃を荒らし、越後に近づく晴信に天罰を下すと言い放つ……。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
武田信玄 総集編 第四回 二重の死(C)NHK