おにへいがいでん しょうがつよっかのきゃく
鬼平外伝 正月四日の客
時代劇専門チャンネルオリジナル本格時代劇第三弾は、第一弾『鬼平外伝 夜兎の角右衛門』、第二弾『鬼平外伝 熊五郎の顔』と同様、池波正太郎の短篇集「にっぽん怪盗伝」の一篇を原作に、脚本・金子成人、監督・井上昭ら熟練のスタッフが結集して作り上げた傑作。松平健、柄本明の静かなる名演に魅了されること必至。京都で長年にわたって時代劇を作り続けてきた「鬼平犯科帳」制作スタッフの職人ワザによる一分の隙のない時代劇をご堪能ください!
あらすじ
本所・枕橋の小さな蕎麦屋「さなだや」の主・庄兵衛(柄本明)は、毎年正月四日のみ、信州の「さなだ蕎麦」だけを客に出すことにしていた。しかし、ねずみ大根の汁を合わせたこの蕎麦が舌がひんまがるほど辛いことを知る客は誰も店を訪れなかった。寛政三年正月四日。ふらりと店に入ってきたひとりの男(松平健)が、「さなだ蕎麦」の味を懐かしみ、正月四日にしか味わえないことを知ると、「来年また来る」とだけ告げて去っていった。翌年から毎年四日にだけ男はやってきた。そんなある日、庄兵衛は店を訪れた御用聞きの清蔵(益岡徹)から、腕に刺青のある盗賊の話を聞き、一抹の疑念が胸をよぎる。そして迎えた寛政七年正月四日……。
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
鬼平外伝 正月四日の客(C)2012 日本映画放送/松竹