時代劇プレミアム23/午後のスペシャルアワー
こいなのぎんぺい ゆきのわたりどり
鯉名の銀平 雪の渡り鳥(主演:大川橋蔵)
1983年に、フジテレビ系の「時代劇スペシャル」枠で放送された単発ドラマで、原作は、戦前より何度も映画化、舞台化されてきた長谷川伸の名作。翌年4月に主演ドラマ『銭形平次』が終了し、同年12月に病で亡くなることとなる晩年の大川橋蔵が、円熟の演技で魅せる。特に凶状旅から戻ってきた主人公の哀愁にはしんみりさせられる。
あらすじ
伊豆下田。由緒ある網元・大鍋一家は、新興の帆立一家に漁場の縄張りを狙われ、再三の嫌がらせを受けていた。大鍋一家の小頭・銀平(大川橋蔵)は、相談役の五兵衛(織本順吉)の一人娘・お市(坂口良子)と恋仲だったが、五兵衛から、お市を銀平の弟分・卯之吉(近藤正臣)と一緒にさせるつもりだと聞かされる。ついに大鍋一家と帆立一家は喧嘩となり、銀平は帆立一家の代貸・多治郎(片桐竜次)を斬り、卯之吉にお市を託して、凶状旅に出る。五年後、旅先で、大鍋一家の親分が死に、帆立一家がのさばっていることを聞いた銀平は、下田へ向かう……。
放送スケジュール
=放送日
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鯉名の銀平 雪の渡り鳥(主演:大川橋蔵)(C)東映