あくとうがり
悪党狩り
第5話 「折れた十手」
1980年東京12チャンネル(現テレビ東京)で放送された連続ドラマ。原作は藤沢周平の「出合茶屋」(=「神谷玄次郎捕物控」)だが、近年の藤沢時代劇とは違い、毎回悪を斬り捨てるという勧善懲悪時代劇となっている。松竹作品だが、東映映画のプロデューサーが取り仕切っただけに、鶴田浩二、池玲子、待田京介、玉川良一らのレギュラー陣はもとより、第1話のゲストには菅原文太が出演するなど、松竹・東映のカラーも感じさせる作品だ。
あらすじ
北町奉行所の定町廻り同心・神谷玄次郎(尾上菊五郎)は、恋仲のお津世(池玲子)が営む小料理屋"よし野"に入り浸りで、奉行所にもほとんど顔を出さない。しかし目明かしの銀蔵(玉川良一)から事件を知らされると、一転、鋭い推理力と行動力、そして医者の新村出(鶴田浩二)の助力を得て、真実にたどり着く。そのため、上役の与力・金子猪太夫(品川隆二)も神谷の勤務態度には文句を言いながらも、信頼をしている。玄次郎「悪党狩りよ。てめえらのような悪党は生かしておくわけにはいかねえんだ。地獄への道中手形を渡してやるからありがたく頂戴しな!」新村「私は医者だ。人を助けるのが仕事だが、お前たちは人間でない。だから死んでもらう」二人は許せぬ悪党どもを斬り捨てる!
放送スケジュール
時代劇専門チャンネルの一日は、あさ4時から始まります。あさ4:00から翌4:00までを一日としてお届けしております。
※番組内容・放送時間は予告なく変更される場合があります。ご了承ください。
悪党狩り(C)松竹